もぐりの語学教室+修行が辛くお寺を逃走した元僧侶見習の仏教セミナー

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

4830番:さすらいの青春(497)

2024-09-22 16:24:42 | 日記


さすらいの青春(497)
𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼

   
———————【497】———————————
  
On  faisait  lever  tous  les  voyageurs  pour
rapprocher  ou  reculer  les  sièges,  et  les 
jeunes  filles  enveloppées  dans  des  fichus 
se  levaient  avec  embarras,  les  couvertures
tombaient  à  leurs  pieds  et  l'on  voyait  les
figures  inquiètes  de  celles  qui  baissaient  
leur  tête  du  côté  des  falots..

      
.————————(訳)—————————————

座席を手前に引いたり、向こうへ押したりする
ため、乗客が立たされていた.肩掛けにくるま
っていた女の子たちは困惑しながら立ち上がり、
毛布が彼女たちの足元に落ちた.そして角燈の
横に頭を下げた彼女たちの不安そうな顔が見て
とれた.

         
.——————— ⦅語句⦆ ————————————
       
faisait:(直半過/3単) < faire  
lever:(自/他) 立つ、立てる、起きる、起こす 
voyageur, se:(n) ❶旅行者、❷(列車、バスの)乗客;
   【船、飛行機の乗客はpassager】
rapprocher:(他) 近づける、
reculer:[ルキュレ] 後退する、
siège:(m) 座席、御者台、腰掛け、椅子、  
jeunes filles:若い女の子たち  
enveloppé, e:(形, p.passé) 包まれた、隠された
fichu:(m) (婦人用の)三角形の肩掛け、スカーフ、
   ネッカチーフ 
se levaient:(直半過/3複) < se lever (pr)
se lever:(pr) 立つ、立ち上がる、起きる  
embarras:[アンバラ](m) 困惑、当惑、窮地、苦境
couverture:(f) 毛布、掛け布団、
tombaient:(直半過/3複) < tomber (自)  
tomber:(自) 落ちる
à leurs pieds:彼女たちの足元に
voyait:(直半過/3単) < voir (他)
figure:(f) 顔、顔つき、表情
inquièt, e:(形) 心配な、不安な
baissaient:(直半過/3複) < baisser (自/他) 低くなる、
   低くする、下げるIls baissaient leur têtes
falot:(m) (大型の手提げの)角燈  

 

 

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4829番:学習日記 9月22日(日)

2024-09-22 13:43:50 | 日記

学習日記 9月22日(日)

 

秋分の日でございます.もう涼しくならなくてはいけないのですが、

只今室温は 30.6ºC 熱帯夜でございます.どこか熱帯の国に海外旅行

に来たと思えばいいかも.ハワイよ~ここは、アロハ~

 

さて、きょうも絶対読み切り不可だとあれだけ言っているのに

「レ・ミゼラブル」にアクセスがきちゃった.それで例により、

「ごあいさつ程度」の学習ノートを投稿しました.

 

ぼくの欠点はね、来世、がっこのせんせになろうと思っている

せいか、先生気取りで書いてしまうんですよ.

そうすると、それを読んでいる人たちって、そのまま

鵜呑みにしちゃうじゃないですか、それが怖い!

 

来世はそういう人たちがオオトカゲに生まれて、でたらめ記事を

信じ込ませたぼくがカエルに生まれて彼らに食われてしまうかも.

いやですわ.食べられたくない!だから、みなさま、鵜呑みに

だけはしないでね~! カエルも鵜呑みにしないでよ.ぼく

だからね、そのカエル.

 

この学習日記を書いているときというのは

一度学校の先生になってみたいおっさんの

やや悪趣味がかったたのしいひとときなのでございます.

 

もうその学校の名前も決めてしまったのです.

来世ってあったとしても、これ書いたこと絶対覚えていないけどな!

さて、学校の名前は、ぼくが子供の頃あこがれた吉永小百合の

清純派のタイトルをもらって、「清純中学、清純高校」で、

教科には英語のほかにフランス語があるのだよ.

ただし数学はありません.あれはさっぱりわからん.

せいぜい因数分解まで.

因数分解だってばかにしちゃいけない.難しい問題も

あるのだ.たとえば、X⁴ + 4 を因数分解せよ、という問題.

54年前の話だが、解けずに苦しんだ思い出がある.

X⁴ + 4=(X²)² +2² =(X² +2)² -2・ⅹ² ・2

=(X² +2)²ー2² ・X ² =(X² +2)² ー(2X)²

=(X² +2² )(X² ー2² )=(X² +4)(X² ー4)

とか言っていたよ.おいらにはこの頃から、これが

ギリシャ語かラテン語の授業のように思えたけどな.

ちなみに「ちんぷんかんぷん」を英語で言えば、

Greek なんだってさ.

 

えっと何の話だったか?

あ、そう、そうでした.来世の学校の話.

清純中学、清純高校の話.そこの学校の

先生におさまったらどうかという未来の希望.

 

 

クラスの女子生徒には、吉永小百合さんとか松原智恵子さんとかが

いたら、大丈夫?先生つとまる?

アッフ~ン なんて言ってたら先生クビだからね.

 

松原智恵子さんって、今のみなさんにはピンとこないでしょうが、

めっちゃ可愛かったのだよ.当時は西郷輝彦(ぼくは大ファンでした)

との共演も多くありました.あんな人と共演できるなら、ぼくも

西郷輝彦になりたい、と何度思ったことでしょう.だけどぼくは

あんなにカッコいい兄ちゃんじゃなかったからな.

 

じゃカッコ悪いやつはどうすればいい?

もうね、カッコでは勝負できないから、中身で勝負じゃ.

スマートに決めよ!いや違う.それは足の長い人間が

決めるもの.短足友の会の我々は、心をみがけ!

 

実はそう思って、心をみがくため、お寺にお坊様の見習い修業

に入ったことがあるのだ.

もしもそれで僧侶になっていたとしたら、いまごろはこの

ブログは「仏教法話」だったはずだ.

 

「仏教法話」が「語学ノート」に変ってしまった.

その原因は、ぼくがお寺の修行が厳しすぎて、逃げ出した

からなのだよ.

 

そう、ぼくには「逃亡者」の歴史がある.

逃亡者の経験があるとどうなるか?

いやな仕事を押しつけられると、すぐにいなくなる.

 

その名残りというか痕跡が今の難しい学習をすぐに

投げてしまう、という特徴に如実に表れている.

 

歴史は繰り返す.

 

では友よ、きょうはこれぐらいで、さいなら.

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4828番:ロンドリ姉妹(47)

2024-09-22 10:57:22 | 語学


ロンドリ姉妹(47)

   
———————【47】———————————————
                                  
 C'était  une  jeune  femme,  toute  jeune  et
jolie,  une  fille  du  Midi  assurément.   Elle
avait  des  yeux  superbes,  d'admirables  che-
veux  noirs,   ondulés,  un  peu  crêpelés,  tel-
lement  touffus,  vigoureux  et  longs,  qu'ils  
semblaient  lourds,  qu'ils  donnaient  rien  
qu'à  les  voir  la  sensation  de  leur  poids
sur  la  tête.   

   
————————(訳)————————————————

 その人は若い女性だった.全く若くきれいだ
った.思えらくは南仏の娘だった.目が最高だ
った.見事な黒髪だった.ウェーブがかかって
いて、やや縮れ毛、とてもふさふさしていて生
命力に溢れる長い髪で、何だか重そうに見える.
見ていると頭の上が髪で重たくてしようがない
んじゃないかと思えた. 
                           
                              
————————⦅語句⦆————————————————
     
C'était une jeune femme:その人は若い女性だった.
      人を同定する(人の正体を明かす)ときは
   elle ではなくc'est で導きます.
toute jeune:とても若い
jolie:美しい  
une fille du Midi:南仏の娘
assurément:(副) 確かに、間違いなく.
superbe:(形) 極めて美しい、見事な、素晴らしい
admirable:本文 d'admirables のde は不定冠詞、
   複数不定冠詞 des は複数名詞の前に形容詞が
      来るときはde に変わる.de はさらにエリジ
   ョンを受けてd' となっている.
   脱線しました.admirable 語義は
   (形) 驚異すべき、すばらしい、
Elle avait d'admirables cheveux noirs:
   彼女は見事な黒髪だった.
ondulé, e:(形) ❶波打った、波状の、
   ❷(髪が)ウェーブのかかった、
   cheveux ondulés / ウェーブのかかった髪
   ❸(道などが)うねった
crêpelé,e:(形) (髪が) 縮れた、縮れ毛の、
   細かくカールした  
tellement:(副) とても、非常に;
tellement...que~:非常に…なので~だ.     
touffu, e:[トゥフュ](形) 密生した、ふさふさした、
   bois touffu / 密生した森
vigoureux, se:[ヴィグルー, ルーズ](形) 力強い、頑健な、
    たくましい、発育のよい  
long, e:(形) 長い   
semblaient:(直半過/3複) < sembler (自) 
sembler:(自)[à qn / 人には] ~のように見える  
lourd, e:(形) 重たい  
donnaient:(直半過/3複) < donner (他) 
    donner la sensation ~ / ~の感じがする 
sensation:(f) ❶感覚、感じ、❷興奮、センセーション 
poids:[プワ](m) ❶重さ、❷体重、❸分銅、❹重み
à les voir:それ(彼女の髪)を見ていると、
donner la sensation de leur poids sur la tête:
   頭の上の髪の重みが感じられる   
donner rien que la sensation de leur poids:
   髪の重みしか感じられない    
donner rien qu'à les voir la sensation de leur poids:     
      そいつを見ていると髪の重みしか感じられない
          ↓
      髪が重たくてしようがないんじゃないかと思う

 

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4827番:レ・ミゼラブル(36)(訪問ありがとう投稿)

2024-09-22 10:45:00 | 語学

 
レ・ミゼラブル(36)

  
—————————【36】—————————————
 
  L'évêque  parcourait  la  salle  du  regard  
et  semblait  y  faire  avec  les  yeux  des
mesures  et  des  calculs.

    
——————————(訳)——————————————

 司教は食堂を視線でざっと見回した.そして
目視で測量して、寸法を計算しているように見
えた.
 

—————————《語句と文法》—————————————
          
évêque:(m) 司教  
parcourait:(直半過/3単) < parcourir (他) 
parcourir:(他) ❶走り回る、走破する;
    ❷ざっと目を通す
du regard:de (前置詞 ~で) + le regard (目視)=目視で   
semblait:(直半過/3単) < sembler ()
mesure:(f) ❶測定、❷寸法、大きさ
calcul:[カルキュル](m) 計算、faire des calculs / 計算をする

 

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4826番:トニオ・クレーガー(12)

2024-09-22 10:01:16 | 語学


トニオ・クレーガー(12)


———————【12】————————————————

Er   war   außerordentlich  hübsch  und  
wohlgestaltet,   breit  in  den   Schultern   
und   schmal   in   den   Hüften,   mit    
freiliegenden   und   scharf   blickenden   
stahlblauen  Augen.  Aber  unter  Tonios
runder  Pelzmütze  blickten   aus  einem
brünetten   und   ganz   südlich  scharf-
geschnittenen  Gesicht  dunkle  und  zart  
umschattete   Augen   mit  zu  schweren
Lidern    träumerisch   und   ein  wenig   
zaghaft   hervor...  Mund   und  Kinn  
waren  ihm  ungewöhnlich  weich gebildet.


————————(訳)————————————————

ハンスは並はずれて美しかった.肩幅が広く、
腰のところでほそくなっていた.青くつぶら
ではっきりした目だった.一方トニオのまる
い縁なし帽の下で褐色の髪をした、南方の彫
りの深い顔から、暗い柔らかい影に包まれた
目が余りに重たい夢見心地のまぶたとともに、
こちらを覗いていた....口元とあごの辺りは
トニオには並はずれて柔かな感じであった.    


———————〘語句〙———————————————

außerordentlich:(形) ❶異常な、❷通常でない
   ❸非凡な、並はずれた、
     (副)非常に、きわめて            
wohlgestalt: (形)[文語、典雅語](付加語) 
  姿のよい、形のよい  
wohlgestalted: (形)[文語、典雅語](付加語及び述語) 
  姿のよい、形のよい 
die Wohlgestalt: (単ノミ) 美しい姿、美しい形          
breit: (形) 幅の広い、❷[数量]~の幅のある
  Die Straße ist 20 Meter breit. / 
  その道路は20メートルの幅である. 
die Schulter: (nタイプ) 肩    
schmal: [シュマール](形) 幅の狭い、ほっそりした
   Sie ist sehr schmal geworden. / 彼女はすごくやせた. 
die Hüfte: (nタイプ) 腰、尻、ヒップ
  die Arme in die Hüften stemmen / 
  両手を腰にあてがう    
frei/liegen: (自) (おおいが取りさられて) 
    露出している、あらわになっている 
freiliegend: (形、現在分詞)露出している、
  あらわになっている   
scharf: (形) 鋭い       
blicken: (自) 目を向ける
  Er blickte ihr in die Augen. / 
   彼は彼女の目を見た.
  aus dem Fenster blicken / 窓から外を見る
blickenden: <blicken (自) 目を向ける  
hervor/blicken: (自/h) (中から) ❶覗き見る、
  ❷(あるものの中から) 見えている、顔を出す 
stahlblau:(形) (目などが) 鋼のように青く輝く  
die Pelzmütze: (nタイプ) (つば・縁のない) 毛皮の帽子
    der Pelz (eタイプ) 毛皮    
runder: (形、女強3)  
   <rund  丸い、まるまるとした 
brünetten: (形、中混3) 
   <brünett 髪が褐色の、ブルネットの 
südlich: (形) 南の、       
scharfgeschnittenen:(辞書不掲載) 
   → scharf + geschnittenen  
scharf: (形) 鋭い、鋭利な
geschnitten: (過去分詞) 刻まれた 
  <schneiden 
   ein gut geschnittenes Gesicht 端正な顔 
   ein scharfgeschnittenen Gesicht 彫りの深い顔
umschattete: 
  <umschatten (他) 影で覆う、闇で包む
  Bäume umschatten das Haus. / 
  木陰がその家を覆っている.
  Seine Augen waren tief umschattet. / 
  彼の目は深い悲しみの影に包まれていた. 
schweren: <schwer ❶重い、❷~の重さの、
    ❸難しい、❹つらい、➎重大な   
Lidern: (複3)<das Lid (erタイプ) まぶた      
träumerisch: (形) 夢見るような、夢見心地の       
zaghaft: [ツァークハフト](形)おずおずとした、臆病な、
   内気な、びくびくした                     
   zaghaft an die Tür klopfen / おずおずとドアをたたく   
das Kinn: (eタイプ) あご、下あご        
ungewöhnlich: (形) 普通でない、異常な、並はずれた
zart: (形) 柔らかい   
weich: (形)  柔らかい
gebildet: (形) 教養のある、教育を受けた  

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