もぐりの語学教室+修行が辛くお寺を逃走した元僧侶見習の仏教セミナー

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

4377番:ペルル嬢(133)

2024-06-26 14:45:33 | 日記


ペルル嬢(133)
モーパッサン作品集より
Mademoiselle Perle
Maupassant

 
————————【133】——————————————

  Je  le  pris   par  les  mains   et   l'entraînai  
dans  sa  chambre  en  murmurant: « Je  vous
demande  pardon,  je  vous  demande  bien  par-
don,   monsieur  Chantal,   de  vous  avoir  fait  
de  la  peine... mais... je  ne  savais  pas... vous... 
vous  comprenez... »
  

—————————(訳)———————————————

 私はシャンタルさんの両手を取って、彼の部屋へ連
れて行きました.こう呟きながら: 「ごめんなさい、
シャンタルさん、本当にごめんなさい.こんな辛い思
いをさせてしまって.何も知らなかったものですから.
どうか、わかって下さいね...」
 
   
—————————《語句》——————————————
     
entraînai:(直単過1単) < entraîner (他) ❶引っぱる
  ❷連れて行く  
peine:(f) 苦しみ、悲しみ、辛いこと
faire de la peine:悲しい思いをさせる        
faire de la peine à qn :(人を)悲しませる

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4376番:さすらいの青春(386)

2024-06-26 07:23:55 | 日記


さすらいの青春(386)
𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼


———————【386】—————————————

   La   discussion   continua.   Meaulnes  n'en
perdait   pas   une   parole.   Grâce   à   cette  
paisible  prise  de  bec,  la  situation  s'éclairait
faiblement:  Franz  de  Galais.  le  fils  du  
château——qui  était  étudiant  ou  marin  ou  
peut-être  aspirant  de  marine,  on  ne  savait  
pas... ——était  allé  à  Bourges  pour  y  cher-
cher  une  jeune  fille  et  l'épouser.
  .                              
        
—————————(訳)——————————————

 議論は続きました.モーヌはそれをひと言も聞き漏
らしませんでした.この穏やかな口論のおかげで、状
況がぼんやりと分かってきました.このお屋敷の息子
フランツ・ド・ガレ——学生か船乗りか、あるいは
海軍候補生かもしれないが、それは定かではなかった.
——この人がブールジュまで行って、そこである女性
を迎えに行き、結婚をするということだった.
 
      
  
.————————《語句》—————————————
            
grâce à ~ :~のおかげで; < grâce (f) ❶恩恵、恩寵
   厚意;❷優雅さ  
perdait:(直半過3単) < perdre (他) ❶失う、
   ❷見落とす、聞き落とす;
   J'ai perdu le nom d'hotel. / 私はホテルの名を忘れた.
paisible:[ペズィーブル](形) 穏やかな、静かな、温和な
avoir prise de bec avec ~:~と口げんかをする 
prise:(f) 逮り押さえること; < prendre (他) 取る
prise de bec:激しい口論   
bec:(m) (鳥の)くちばし    
situation:(f) 状況、事情、ここではモーヌがお屋敷の
  お祭りのどういう脈絡の中にいるのかということ
s'éclairait:(直半過3単) < s'éclairer (pr) ❶明るくなる、
  ❷(疑問などが)解ける、はっきりする
faiblement:(副) よわく、かすかに、少しばかり、
  frapper faiblement à la porte. /
    戸を軽くノックする.
  éclairer faiblement / ぼんやり照らす  
Franz de Galais:(人名)フランツ・ド・ガレ
  この城館の息子で花嫁となる女性を
  ブールジュに迎えに行っている     
château:(m) 城館、宮殿、大邸宅、館、
  ここでは田舎の大邸宅を指す.一般にchâteau が
  宮殿の意味で用いられる場合、それは市内にある
  宮殿palace に対して市外の宮殿château です.
marin:[マラン](m) 船乗り、船員、海員、水夫、水兵;
  「船乗り」という意味がトップに出てきますが、
   漁師さんの船ではなく船舶一般もしくは海軍の
   船を指すようです.それで漁船の乗組員はどう
   いうか和仏を引きましたが不掲載.仕方がない
   ので、そういう人もmarin ということで! そ 
   れともpêcheur でいいのかも知れない!
peut-être:(副) あるいは、多分、もしかすると  
aspirant(e):(n) 志願者、候補者   
marin(e):(形) 海の、海関係の
marine:(f) ❶海軍、❷船舶乗組員     
épouser:(他) ~と結婚する

 

..——————— ≪語の運用(再掲)≫ —————————————


確信度 弱: ひょっとしたら:par hasard
確信度 中: もしかすると:peut-être
確信やや強: きっと、おそらく:sans doute
確信度マックス: 間違いなく:sans faute,  certainement

  (意味はしばしば、ずれますので必ずしも
   この通りだとは限りません)

 

 

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4375番:過去の日記(また出てきてしまいました、すみません)

2024-06-25 22:44:27 | 日記

2018年 9月27日(水)

 

何年ぶりでしょう、ゴタ(私のハンドル名)が日記を書くなんて。ハハハ。

 

9月28日(木)

昨日のウォーキングツアーのお話。

 【神戸港】

豪華客船「セレブリティー」が一昨日(26日)から停泊しています。
ゴタは、昨日(27日)、呼ばれて、仕事に行きました。

ゴタ観光の英語ガイドの料金は、安く設定しています。
これは、観光英会話タクシーと、お客様の争奪合戦になっているからです。

帰国子女の数が年々、増加しており、彼らの多くが、タクシー業界に流れ込み、
今や、英語に関しては、通訳ガイドは、タクシー付になっています。

さて、そんな中、今回、エージェントと交渉の結果、ガイド料金は、8時間まで、2万円
ガイドの交通費は、エージェント負担。その請求は、ツアー終了後、所定の用紙で請求する、
ということになりました。

ただ、通常のツアーと違って、今回は、拝観料は、すべて、お客様払い。
食事も、お客様負担。

これは、ゴタ、安心。領収書管理をしなくていいからだ。

日本旅行でもTEIさんの仕事でも、近ツリでも、エキスパートでも、
およそ、領収書がいらない、という会社はありません。

それが、今回、まったく不要。クーポンもありません。

こういう管理の苦手なゴタには、
ありがたーい、お仕事でございます。


   午前8時、15分まえ。もう、お客様6名様は、そろいました

エージェントの方がおひとり、センダー(見送り)として、いらしています。

 「じゃ、行きましょう。」

とゴタ。

  (15分の超過ガイド料金まで請求しないから、安心してネ)

ポートライナーで、三ノ宮駅へ。そこから、新快速で、大阪駅。
大阪駅から環状線で、「大阪城公園」。

運転しない気楽なお仕事です。ウォーキングツアーは、やっぱり、楽しいなあ。

ただ、

 「大阪城公園駅」

というのは、名ばかりの駅で、駅からけっこう、歩きます。
しかも、このコースだと、ロードトレインも、エレクトリックカーも、利用できません。

トットコ、トットコ歩きます。


スーザンさん: How long is it to the castle ?
お城まで、どのくらい?

ゴタ     :  About 15 min. walk.
15分ほどですよ。

みなさん  : Alright.
ま、いいか。

  はじめ、このツアーは、ビッグタクシー(9人乗り)のツアーだったのですが、
  みなさん、歩きのツアーに、変更なさいました。

  なので、ここで、へこたれるようなら、お客様の側の責任でっせ。
  歩いてもらわな、困りまっせ。
  今頃、弱音、吐かんといてや。

  しかも、大阪城公園駅というのは、名ばかりの、うそつき駅で、
  ホントの、大阪城公園の入り口に当たるのは、「森之宮駅」です。
  森之宮駅には、ロードトレインの駅がある。

  また、地下鉄の「谷町6丁目駅」には、エレクトリックカーの駅があり、
  これは、100円でお城のそばまで、連れて行ってくれる。
    
  だけど、「大阪城公園駅」には、なにもない。
  あるにはあるが、森之宮方向に歩かなくてはならない。
  そんな歩くのだったら、このまま、城を目指してつき進み給え。

  てなわけで、15分・・・いや、20分かかったのでした。
  みなさん、立ち止まって、お写真なさってましたので。

 【天守閣】

 今回の大阪城は、搦め手(からめて)から攻略。
 普通は、バス駐車場もしくは、タクシー降り場から来るので、
 大手門に回るのですが、きょうは、裏門から来ちゃいました。
  
 裏門から、やって来ると、どうなるか。裏門から、やって来ると、
 石段がきつい。そういう地形になっているのです。
 大阪城は、上町台地の先っちょに建てられた城。
 
 なので、難攻不落といわれたお城。(滅んじゃったけど)
 大阪城の前身は、石山寺。これも、攻略難儀の砦で、
 かの信長様に、「参った。」と言わしめたお寺だったのであります。

ゴタ : Topographically speaking,
the castle was built on the tip of plateau called Uemachi Tableland.
地形的に言って、ここは、上町台地の先端なんです。

セラさん: Oh that's why ・・・・
       だから・・・     

ゴタ  : That's why we can enjoy mountain climb.
だから山登りを楽しんでね。

みなさん: Oh my God !
  いや~ん!


   【入城料金】

 みなさん、65歳とか、70歳とか、ご高齢であらせられます。


ゴタ : シルバー切符を下さい。6名分。

窓口 : 市内在住の方々ですか?

ゴタ : 市内ですけど・・・ワシントンの・・

窓口 : 大阪市内でなければ、シルバー割引がありません。
      (そんなこと、おめえもシルバーなるめえよ)

    仕方がありません。リーダーさんの運転免許証を拝借。

ゴタ : しかも、おひとりは、身体障害者なんです。これをご覧下さい。

窓口 : え?どこに、そんなこと書いています?これに?


  【教訓】 この頃は、誰でも英語は読めます。煙に巻く作戦は通用しません。

        「視力弱者につき、要眼鏡等」

ゴタ : 目の不自由な方なんですけど・・・

窓口 : だめですね。

ゴタ : やっぱり?

  それでも、まだ食い下がるあほなおっさん、それは、ゴタ。

ゴタ : じゃ、私、ガイドが身障者なので、せめて、あの特別エレベーターを
     使わせて下さい。

窓口 : それなら、いいでしょう。


   【教訓】 求めよ、さらば与えられん。

    
特別エレベーターを使うと、どうなるか。特別エレベーターをつかうと、
通常エレベーターに並んでいる人たちをスイスイ通り越して、
約10分の待ち時間が短縮できる。

  「この身障者手帳様が目に入らぬか!」

ええかげんに、しとけよ、このおっさん。 4級の身障者のおっさん。


   【展望階】
  
 展望階西側から、ヘップの赤い観覧車がみえます。

ゴタ   : It's Osaka Station.
        大阪駅です。

ジムさん: Osaka Station with Ferris Wheel 。。。
        観覧車付きの大阪駅か・・・(面白いやないか!)   


  【JR鶴橋駅】

  奈良に移動するので、この駅から近鉄電車に乗ります。
  ところが、指示書の指定する急行には、間に合わず、30分遅れとなりました。

  大阪城では、普通に天守を見学して、そのまま戻ってきたのに、なぜ、時間が
  足らなくなったのだろう?
  
  出発は、15分早かったし、身障者手帳の活躍で、特別エレベーターに乗ったときも、
  10分は短縮できたのだから、25分の余裕があってしかるべきところ。

  ここに来て、30分遅れとは、そもそも、このツアーのプランニングが悪かったのだ。

  それは、ショーエクスカージョン・アジア本社企画部の責任じゃ。
  ここの会社は、バスツアーのときは、とても、ゆとりのアルプランを立ててくれるけど、
  公共交通機関の時間スケジュールは、めっちゃタイト、ぎりぎりに作成しています。
  
   「あかんで、こんなん。おトイレ 行く時間も、10分ほど確保したってや。」


   【近鉄奈良駅】

  30分遅れのまま、近鉄奈良駅に到着。
  遅れを取り戻すため、タクシー2台で、春日大社へ。


   【春日大社駐車場】 

  駐車場に、「鹿音」というカフェがあり、ここがランチをやっていたので、
  昼食休憩。

  でもね。 「四季御膳」 が1600円。

   (えらい高いやんけ~)

  と思ったが、お客様たちは、全く意に介さず。
  6名中、5名が、「四季御膳」を注文。
  
  ゴタもマネして、、大枚、1600円を叩いて、「四季御膳」。

  実は、ガイドの昼食代が出るらしい。これは、領収書が必要だ。
  指示書を何度も、読み直し、確認。OKである。

  リーダーの方と、席をご一緒させていただきました。
  30分の遅れをどう取り戻すかについて、相談。

  その結果、
  
   「春日大社は、やめましょう。
    食事がすんだら、東大寺へ直行しよう。」  
  
  ということになりました。

  春日大社駐車場から徒歩で、10分。大仏前市営駐車場のところにやってきました。

   【鹿】

ジョシュアさん: How many deer are there ?  
           鹿は何頭いるんだい?

ゴタ      :  According to a guide book, there are about 2000.
ガイドブックでは、2000頭ですわ。

ジョシュアさん: Who owns ?
           持ち主は?

ゴタ      : Nobody owns. They are wild.
いません。野生です。


   みなさま、鹿とお写真タイム。
   
   そして、出発。南大門をくぐりぬけ、直進。正面が、東大寺の大仏殿です。

   チケット売り場は、元の位置に戻ったようです。

   チケットは、きょうは、ガイドが買わなくてもいいというお墨付き。
   
   これを

     「自分でバンバン方式」

   という・・・

   ことは、ありません。
   
   が、
   
   ゴタhが、勝手にそう呼んでいる。 

   各自、拝観券を買っていただきました。
   

   ところで、東大寺の拝観券は、
   500円の拝観券と800円の拝観券があります。

   お安いほうは、大仏殿用チケット。
   お高いほうは、大仏殿と、ミュージアム共用チケット。

お客様 : Which is better ?
どっちすんの?

ゴタ  : What which one ?
何のどっち?

お客様 : Which ticket do you think is better for us to buy ?  
    どっちの券を買えばいいんだよ?

ゴタ   : Oh yes, please buy the 500 yen-ticket.
       ああ、チケットね。500円のほうを買ってね。
   
  【大仏殿】

黒い仏像はんが静かに座ってはります。

 「ようおいでやす。」

みたいな感じの表情です。

みなさん : What is the Bud made of ?
Iron ?
この仏像、何でできてまんねん?
        鉄かな?


ゴタ   : (あんた、鉄やったら、鉄人28号ですがな。)
        No, it's made of copper.

ちゃいまん。 銅ですわ。

みなさん : Woo
ほえー!


  【帰路】

東大寺から、近鉄奈良駅までは、歩けば、かなり距離があります。
まして、

   「14時06分の快速急行に、絶対に遅れないで下さい。」

という指示書に縛られております。

よって、大事を取って、タクシー2台に分乗して戻ることにしました。

リーダーのスーザンさんとそのご主人、そして、娘さんが、先のタクシー、
ゴタとジョシュアさんご夫妻とそのお友達が、後のタクシーに乗ります。

それぞれのドライバーさんに、

 「近鉄奈良駅まで、2台連れ持って、行ってほしい。」

と、依頼し、出発。

が、

駅に着いてみると、先のグループがいない。タクs-も、跡形もない。

 「ま、まさか、間違えて、JR奈良駅へ、行ってしまったか?
  
 「オーマイゴーッド」

ジョシュアさんに、スーザンさんのグループと、携帯で、連絡が
取れるか、聞いて見た。

でも、答えは、

 「我々が連絡を取る方法は、船に残っている、共通の友人、ボブさんを
  通して、撮り合っているだけさ。」

こりゃ、この緊急時には、無理だ。

 「よし、じゃあ、みなさんは、駅のホームで待っていて下さい。
  私がもうひとつの、奈良駅まで、タクシ-を飛ばして、
  探してきます。」

と、そのとき、遠くで、誰かが、手を振っている。
バス停の先、先のグループがいました。

近鉄奈良駅は、東西に長~い駅です。
ゴタたちが降りたところは、行基像のある噴水前。
東向き商店街の入り口です。

スーザンさんの方のタクシーは、バス停の南、タクシープールのある
もちいど商店街の近く。

そこも、一応、探しには行ったのですが、見つからなかった。

でもよかった、よかった。あわてて、ゴタがJR奈良駅まで行ってしまっていたら、
片道10分ほどかかるJR奈良駅往復と、向こうで探す10分間で、
約30分の時間ロスを出していたところ。
危険行為を犯すところでした。

 【教訓】  あわてるな。


今、乗るべき快速急行の発車時刻、14時06分までは、ちょうど30分。
午後1時36分。余裕の中、ホームに降りました。

  【快速急行は、奈良から神戸三宮へ直行】

昔と違って、今は、奈良から、神戸まで、線路が続いています。
直行で、三ノ宮駅まで。ただし、約2時間ほどかかる。
みなさん、退屈の呈。でもゴタ、安心のひととき。

  【元町】

が、三ノ宮駅ではなく、元町駅で降りると言う。何度言っても答えは同じ。
リーダーがそう言うのだから、もう、逆らえない。

南京町の東大門、大丸前。ここに、バス停があり、グリーンバスが停まります。
お客様は、このバスに乗るという。

ゴタ、着いていくつもりだったが、

  「もう、ここでいいよ。さいなら。」

とみなさん。

あまり、こっちも、しつこくしてはいけないかな、と思い、ここで、お別れすることにした。
チップ、1600円をいただいた。お昼、ゴタが、注文したメニューが1600円だった。
ありがた~いチップ。

  午後4時前に終了。

エージェントに終了報告の電話を入れました。
エージェントさんは、

 「港へ戻る方法は、伝えておいて下さいね。」

 「はい、お伝えしております。」

でも、もうひとつ、念を入れる方法があった。
もう遅いけど、別れるときには、タクシードライバーさんに渡せるよう、
日本語で書いた紙切れでも、手渡しておけばよかった。

  「神戸ポートターミナルまでお願いします。」

と書いた紙切れを2枚。 それが心残りでございます。

後悔しながら、大阪へ帰っていきました。

おしまい
ゴタぴょん

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4374番:ごめんなさい.まだありました、過去日記

2024-06-25 22:34:59 | 日記

2018年 9月29日(土)雨  


台風のため、30日(日)の仕事はキャンセルになりました。
というか、この仕事は、もともと、

最終確認がなかったので、成立しておりません。
成立してないツアーなので、キャンセル料はもちろんゼロ。

そんなことなら、ハッピーツアーの仕事を取っておけばよかった。
と、くやんでいたが、捨てる神あれば、拾う神あり。

午前8時。

大阪ヒルトン様から電話。

電話: きょうって、空いてます?

ゴタ: はい、ヒマです。

電話:  これから、アメリカ人男性1名の観光案内を

     お願いしたいのですが。

ゴタ:  はい、大丈夫です。2時間ほど、お時間をください。

  ということで、ヒゲ剃って、

    着替えて、カバンもって、すっ飛んで行った。

  ヒルトンホテルは、JR大阪駅、桜橋口の南向かいです。
  ゴタの家から、すっ飛んでいくと、1時間で到着する。

  時刻は、午前9時。担当のスタッフは、瀬戸様。
  詳細を聞けば、貸切タクシーをご希望だとのこと。

  そこで、まだ1時間、時間があるので、
  ゴタの前勤務先、「大阪阪神タクシー」に、貸切タクシーを
  頼もうと、電話してみた。

会社: ああ、ゴタちゃんかい。え?タクシーの貸切?
     急に言われても、無理だよ。
     前日か、遅くとも、当日の朝6時までに

          言ってもらわないと。 
     

          あんたも知っての通り、

          朝の点呼が終わったら、一斉に出庫するからね。
     点呼前なら、誰かに頼めるけど、もう無理だよ。

  
  時間はたっぷりあるので、
  直接、四つ橋筋に出て、空車タクシーを拾いに行った。
  10分ほど待ったところ、大阪阪神タクシーがやって来た。
  空車表示である。

   「よし、これに決めた。」

  手を挙げたら、止まった。
  で、ドライバーさんに、貸切を了解してもらい、

  ホテルに入ってもらった。

  大阪阪神タクシの貸切料金は、30分単位で、

    つまり、30分ごとに、2520円。
  1時間当たり、5040円である。

  安いか高いかは、場所によるが、おおむね、
  関協無線グループ所属のタクシー

  (5000円越え、半額タクシー)
  の場合は、メーターで、
  それより高いタクシーは、1時間、5040円の契約料金が安い。 
   
  だが、ゴタ観光のパンフには、

  3時間で16500円と案内している。
  これは、1時間当たり、5500円。なので、1時間5040円の
  タクシーなら、契約にしておけば、安心です。

  かくして、タクシーの手配は完了。
  まだ、時間があったので、お客様のお部屋に電話して、
  出発を30分早めてもらった。

  【午前10時、出発】

  ロビーでお客様とご対面。

  デュール様(Mr. Dur)とおききしていましたが、
  お名刺には、King Charles Durham Ⅲ と書かれています。

ゴタ    : Is your title King ? not Sir nor Mr. ?
        敬称は、王様なのですか? 

        ~卿でもなく、~様でもなく?

デュールさん: Yes. I'm a member of Royal family.
          そうです。王族なのです。

ゴタ     : (ほんまかいな?)His Majesty.
                      陛下!

デュ-ルさん: Call me John for brevity's sake.
           ジョーンと呼んでください。

           簡単でいいですよ。

ゴタ      :  Then ,John, we're visiting today, 

           Kyoto Imperial Palace,
           Nijo Castle, Katsu ra detached vila,

                        Guest House and
              Imperial Place again・・  
              じゃ、ジョーンさん、本日の訪問箇所ですが、
             京都御所、二条城、桂離宮、

           迎賓館、皇居となっていますが、  

ジョーンさん : And Imperial Tower !
(デュール)    皇居タワーも!


ゴタ      : Iwonder what the Imperial Tower ?
          皇居タワーって、何やろ?


  まあ、とりあえず、出発しましょう。
  ドライバーさんをご紹介。
  元、ゴタの同僚、大阪阪神タクシーの柳田さん。

  ヾ(@^▽^@)ノ

  車は発進します。
  ホテルを出て、やってきたのは、福島駅の近く。
  え?どこへ行くの?

  ゴタの運転だと、梅田入り口から阪神高速、

    環状線に入るが、ところ変われば品変わる。

    きょうのドライバーさんは、
  福島ランプから、阪神高速の池田線に上がろうとします。

   「え?環状線じゃないの?」

   「はい、これで、豊中から、

        名神高速に乗ろうと思いますが・・・」

   「どうぞ。おまかせしていますから。」

  ドライバーさんに、告げたのは、「二条城」だったので、
  名神京都南インターで降りるのが、普通の行き方です。

    それで正解。

  ところで、車中、お客様の言うことには、

    予約の必要な「桂離宮」は、明日
  行く、と言います。

  本来、桂離宮は、2週間までに、

    往復はがきで申し込んでおくのが
  正しい見学方法なのだが、

    外国人は、特別拝観ができるかもしれないと思って、
  電話してみた。

  そしたら、

桂離宮事務所 : 明日は、休みますよ。台風が来ますし。
              え? 外国人? 

                      外国人でも、日本人でも、きょうの
               午前11時から、拝観受付をしていますから、

                      来てください。
              拝観は、午後1時30分、2時30分、3時30分
              の3回ありますから、

                      お好きな時間帯を選んでいただけます。

   ということだった。そこで、とりあえず、行先を変更して、
   桂離宮に直行。
   ただし、道を間違えて、約15分のロスタイム発生。

   何しろ、前回来たのは、もう3年以上も前で、

       さくら先輩との下見でした。
   (2014年12月)

   あれ以来、行っていないので、道を忘れた。
   しかも、カーナビが指示したのは、

       閉鎖している裏門でした。

   グルグル回って、ようやく、正しい門、正門にやってきた。
   
   ただし、あとでわかったことだが、

       カーナビは、間違っていなかった。
   

       ゴタたちがVIPなら、

       確かに、その門が開かれていたはずである。

   しかも、本日のゴタのお客様は、

      ロイヤルファミリーの一員で、クイーン
   エリザベス様とも、親戚関係にあられるお方。

    「こら~。門を開け玉え~。

           こちらにおわす方をどなたと心得る。
     おそれおおくも、イギリス王室
     (・・・のはずだが、なぜだか現在、アメリカ在中) 
       の親戚関係にあらせられるぞ。
     ズが高い。控えおろ~」

    ヾ(@^▽^@)ノ   

  午前11時15分、ようやく受付テントに到着。申込書に
  住所、氏名、年齢、性別等々を書き込み、身分証を呈示。
  やっと、許可がでました。

    やれやれ、はれほれ、ひれふれ、ほれはれ・・

  只今、時刻は午前11時25分。
  約2時間をどうするか?

  とりあえず、二条城を見学してこよう、とタクシーに戻る。
  このころ、乗務員さんは、

    ゴタのことを思い出してくれていた。

    「そういえば、ゴタさん、おたくのことを思い出したよ。
    朝、一緒に、点呼を受けていましたよね。」

   「そう、やっと思い出してくれたんだ。

        あの村上さんって、まだ務めてはります?」

   「いますよ。元気に乗務してますよ。」

   「ああ、なつかしいなあ。」

  あまり、こんな会話をすれば、

    お客様に失礼なので、そこそこにして、
  ガイドを始めます。
  二条城に行くときには、

    やはり、日本の幕末のお話をします。
    
  大政奉還(1867年10月14日)のあとも、

    慶喜が実権を握っていた。
  天皇家に政権が戻ってきても、政治の実態は、
  天皇家が完全掌握しきれず、新政府も、天皇家の下に
  位置づけられていたから、やはり、慶喜が握っていた。
  
  そこで、もう一度、今度は
  完全に、天皇~新政府体制で、
  政治が一本化するように

    王政復古(同年12月9日)が宣言された。 

  一方、慶喜は、12月16日、

    大阪城に、各国の代表を集め、
  新政府の政治体制が機能するまでは、

     慶喜が外交を担当する旨を発表。

  結局、実質的な新政府が誕生するためには、
  戊辰戦争で、幕府軍を

    倒すしかなかったようであります。

  しかし、倒幕の発端が、

    この二条城での大政奉還にあったことは、
  我々ガイドが外国人に、

    是非説明しておくべきことかと思われます。

   ヾ(@^▽^@)ノ

 【お昼は、ラーメン】

  二条城の庭は、まだ入れません。予定より早く出てきました。
  ドライバーさんに電話。5分で降りた場所に戻るとのこと。
  この間、食事場所をお客様と相談。

    何でもいいとおっしゃいます。

    「Is ramen noodle fine ? じゃ、ラーメンは?」 
 
    「Tha's okay. いいよ」
  
  ということで、二条城裏手の「天下一品」に入ります。

  さっそく、メニューを見せながら

  ヾ(@^▽^@)ノ

ゴタ      : How about this set menu ?
                この定食どうでっか?

ジョーンさん: That'll be fine.
                  いいっしょ。
  
  しばらくして、チャーハンセットがきました。
  ジョーンさん、他の人が注文した生ビールを見て、

   「I'd like to try one. 飲みたいなあ」

   ということで、ご注文。

ゴタ  : すみません。生中、ひとつ。

店員さん: おひとつだけ?

ゴタ  : はい、私は、勤務中ですから。
      この人に、ひとつ。

   ジョーンさん、やり取りがわかったらしく、

   「Please order your beer, too あなたも飲みなさいよ」

   もちろん、お断りしました。でも、今頃、飲んでみたくなった。
   今夜は、生中で乾杯じゃ!

   ガイドよりも、ジョーンさんのほうが、時間管理がシビア。
   ジョーンさん、食べ終わってすぐに、時計を見ます。 
   
    「I loos like time we go back.もう戻る時間みたいですよ。」

    そう、確かに、ここから桂離宮までは、30分はかかります。
    もう行くべき時間です。割り勘のつもりだったので、
    880円の定食のため、1000円渡そうとしたら、
  
       「No, not necessary. ええよ」

       「Thank you. すんまへん」

   ゴタ観光事務所の規定では、

       自分の食べたいものを食べたときは、
   自腹、となっております。

   が

   ちゃっかり、おごってもらった。

      ヾ(@^▽^@)ノ   



   【再び、桂離宮へ】

   先ほどの許可証のほかに、もう一度、身分証を呈示。
   やはり、宮内庁の警備は、きっちりされています。

   京都御所と違って、案内人が来るまで、

       待合室で待機します。
   ジョーンさんは、物静かに椅子に腰かけ、

      無言で待っています。

   ゴタ、おみやげ売り場に見に行きたかったが、

      お客様を放ったらかして、行くなんて、

      はしたないガイドと思われたくない
   ので、隣におとなしく座っています。

   午後1時30分。案内人が入ってきました。
   説明は日本語だけのようです。
   ゴタが通訳しますが、声を低くしないと、だめのようです。
   数名の日本人が振り返ってしまいました。

    (こいつ、何ゆうとんねん!あほか!)

   ぐらいに思われたかも。  

   【庭園見学】

   いよいよ、見学ツアーです。

      桂離宮の専属ガイドさんは、日本語での案内だけです。
   英語ガイドイヤホーンが借りれるのだが、みんな嫌がって、
   外国人には、不人気だ。われらがキング・ジョーン様も、

     Now that you are my guide, ear- phone guide is
           a humiliation to my tour gui9de.
         こんなん、使うたら、あんた屈辱ですやろ?

   と仰せでございます。いや、屈辱ということはないが、
   ガイド料金をもらいながら、

       機械を使わせておくのは、気が引ける。

   がんばって、逐次通訳に努めようとしたが、

       なにしろ、庭園の細いあぜ道を
   50名の見学者がぞろぞろ通るので、

      列の前のほうに行ってしまったガイドさんの説明を
   聞くことはできません。

   前の方を歩こうと誘ってはみたが、

       ジョーンさんは、一向にお構いなし。


   まともな、通訳ができたのは、

       もう、終わり近く、「月波楼」(げっぱろう)
   だけだった。

      
   【教訓】 桂離宮のガイディングは、

                  イヤホーンガイドを借りてもらいましょう。

   午後2時30分、桂離宮を出発。

     ヾ(@^▽^@)ノ   

    【京都御所】

  問い合わせてもたところ、

    見学は、午後3時40分までに入ればOKとのこと。
  まるまる1時間あるので、一安心。

  ドライバーさんに

 

     「ハマグリご門」から入ってください」

 

  と頼んだが、

     「え?何ですか、それ?」

  ああ、そう言えば、

    これは、大阪のタクシーでした。知らなくて当然。
  烏丸丸太町から北へ走れば、椹木町(さわらぎ)通りに出入り口。
  その次が下立売御門、

    その次が出水口。下長者町の信号を超えたところが、
  ハマグリ御門である。

  江戸時代、御所が火事になったとき、
  普段は、閉ざされているはずの御門が開かれた。 
  まるで、蛤のように・・・。
  それから、蛤御門と呼ばれるようになった。

  ただし、今となっては、

    その大火は、宝永の大火(1708年)か、
  天明の大火(1788年)かは、わからないという。

   【御所】

   紫宸殿も、清涼殿も、扉が死寝られていて、

      御座所は見えません。
   高御座(たかみくら)は、

      現在、東京へ移動中。なんと、移動費用は、5億円です。

     「そんなん、東京で、

            新しい椅子を作ったらええんちゃうん。」

  まあ、即位式には、よほどの思い入れがあるのでしょうね。


   【Imperial tower と Imperial House】

    ジョーンさんの希望では、あと2か所連れて行ってくれ、

    ということだったが、
  この2つ、ゴタには意味不明。

    迎賓館のことかとも、思うが、違えば、
  30分のロスタイムが生じる。

 

    本日の貸切タクシーは、その30分は、2520円。

  つまり、もし、Imperial House が迎賓館のことでなければ、

     2520円の損害を与える。

  よって、

   「もう、帰りましょうよ。」

  とおすすめしたところ、

   「OK !」

  とゴーサインが出ました。

  午後4時。帰りは、第二京阪を使って、帰りました。
  名神は、御所から京都南ICまでは、1時間近くかかるので、
  阪神高速京都線(河原町十条)から上がりました。
   
  阪神高速京都線~第二京阪~近畿自動車道~

    ~阪神高速守口線~南森町出口

 
  1時間少々で帰着。タクシー代は、7時間分。35280円。
  高速代、4400円、 駐車場代、1500円。 

    合計、41180円  
  

    ガイド料金、X X X X X 円。

  お客様への請求は、Y Y Y Y Y 円。

  キング・ジョーンⅧ 様、チップを私めとドライバー氏に

  1000円ずつ、付けてくださいました。
  
  ありがたい、王様~。ありがとさ~ん。

  おしまい
  ゴタ 

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4373番:これでほんまに最後の過去日記です

2024-06-25 22:26:48 | 日記

2019年 11月4日(日)

  11月2日(金)の話にさかのぼります。
  午後7時。京都での仕事が終わって、ホッと一息。
  これから、京阪電車に乗って、帰宅・・・というところに、
  ファッツアップ電話。DINIEさんからです。

DINIEさん: 車の中に、財布を落としている人が
       いるみたいなの。
       すまないけど、探してもらえない?

ゴタ   : えー? 財布を、車の中に置き忘れたの?


DINIEさん: そうらしいの。車はもう、返したの?

ゴタ   : そう、さっき返したんだけど、
       レンタカー店に電話して、探してもらいましょう。
       あとで、また電話します。

DINIEさん: あとじゃ、困るんだけど仕方がないか。
       これから新幹線に乗るので、もう、間に合わないかな。


  DINIEさんたちとは、1時間前の、午後6時に、京都駅八条口で
  お別れしたところでした。
  予定では、午後7時の「のぞみ」に乗って
  9時30分に東京に着くことになっています。

  財布が今、見つかったのなら、
  出発を1時間遅らせてもらえれば、届けますけど・・・

  すぐにレンタカー店に電話しました。
  電話保留のまま、探しに行ってもらいました。
  そして、約3分後、

   「ありました。黒の財布です。」

   「そう、それです。今から、取りに戻ります。」

   「今、どちらですか?」

   「三条京阪の駅にいます。10分ほどで、戻れます。」

   「わかりました。お待ちしています。」

  そして、10分後、確かに、財布は、戻りましたが、
  この10分の間に、「のぞみ」は行ってしまいました。

  「のぞみ」が去って、返すのぞみがなくなった・・・
  しばらくして、DINIEさんから、WhatsApp
  にメールが入りました。

  「ゴタさん、悪いんだけど、私の仕事仲間が東京にいるから
   そこに財布を送ってちょうだいな。」 

  何ちゅうことを! 現金は、郵送不可。
  どうしよ?

  でも、非常事態。ゴタが、東京までもっていくには、
  今から、夜行バスに乗るしかないが、往復12000円と
  食事代3000円ほど必要。
 
  それと特別手当に10000円必要。
  合計25000円は最低条件です。

  その条件をメールしようとしたら、DINIEさんから電話。

DINIE: Keep it till Mr. Duowado comes back tomorrow
     to Osaka.  
        明日の朝、ドゥオワドさんが、大阪に、財布を取りに戻るから、
     そのまま、もっていてよ。

ゴタ : オッケー。

  そして翌日


11月3日(土)

ゴタ : お父さん、今から、新大阪に行ってきます。

父  : きょうも、仕事なのか?

ゴタ : ただ働きの仕事。残業みたいな。

父  : 大変だね。行ってらっしゃい。

ゴタ : お昼は、もしかしたら、間に合わないかも。

父  : いいよ。炊飯器にめしがまだ残っているし、心配いらんよ。

 
   新大阪9時50分着の「のぞみ205号」12号車9番B席のチケット
   の写真を送信してきました。
   つまり、ホームまで、迎えに行け、という意味だろうね。

   それで、朝8時に家を出て行きました。
   新大阪には、午前9時についてしまった。

    「ああ、我が家から、新大阪駅には、1時間で着くんだなあ」

   暇なときには、パンフレットを配布する仕事をしましょう。
   そんな気がしていたので、配布用パンフをホテル数社分持ってきた。
   とりあえず、コート・バイ・マリオットに配布。

   配布が終わって、9時20分。まだ早いけど、ホームに上がりました。
   インドネシアの手旗が目印だと言っておいたので、旗を手にもって、
   12号車の乗降口に立ちます。

   9時47分。「のぞみ」が入ってきた。
   止まった。ドゥオワドさんが、手を振った。

ドゥオワドさん: Hello !

ゴタ     : サラマット パギ (おはようございます)

   ドゥオワドさんは、2日にチェックアウトした大阪駅のグランヴィア
   に行きたいといいます。お安い御用だ。在来線ホームに移動して、
   大阪駅に移動。ホテルは、駅構内というか、駅舎と同じ場所。
   
   そのままロビーへ。「さあ、お茶しましょ」とドゥオワドさん。
   メニューを見てびっくり。1杯、980円なり。

   ぼったくりや。

   ホテルのコーヒーなら、こんなもんかもね。
   サンドイッチも頼め、というので、お言葉に甘えて注文。 
   あんたの分だけでいいという。ドゥオワドさんは、ハラル食なので、
   ハムの入ったサンドイッチは食べられないという。
   そこで、ケーキを注文。

   これで、お支払額は、

   コーヒー    980円×2
   サンドイッチ 1300円
   抹茶ケーキ   430円
   消費税     8%
   合計     目をむく額。げっそり
          4000円突破でしょうね。
          コーヒーで4000円でっせ。   
          おら、おったまげた。
          おかわり自由とのことで、
          おかわりをいただきました。 
          
 
   それでも、ドゥオワドさんは、ゴタに何度も
 
   「Thank you」

   を繰り返します。よほど、うれしかったんだろうね。

   本来、レンタカーでご案内の場合、
   ツアー終了後には、ガイドとドライバーが
   車中の忘れ物確認をすることになっています。

   ですが、この日は、新幹線側での、マイカー用スペースが
   少なく、正面口に着けます、と言ったゴタに対し、お客様は

    「すぐに降りる準備をもうしていますから、新幹線側に着けて
     ください」

   という。

   こういう場合、点検ができません。

   で、どうすればよかったか?
   京都駅正面口に回り込んで、点検すればよかったかもしれない。

   じゃ、今度から、そうしましょう。
   そうしてあげれば、お客様にも、新幹線往復(4万円ほど)
   の出費は、避けられたことでしょう。

   【反省】レンタカーツアーでは、終了後、車中確認をお別れした場所の
       近くでしましょう。

 おしまい
 ゴタ 

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