HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

0307:高柳商店街の視察対応と、安楽島小学校と社会見学

2006-03-07 22:27:40 | バリアフリーツアーセンター
朝から、高柳商店街へ。
1月23日の箕面市商工会議所の視察
に続き、またまた今度は愛知県の大府市の視察です。


伊勢市のTMOに頼まれ、お話しに行ってきました。
32名という大人数の方々にお話をして、好評でしたよ。
もうすっかり、伊勢志摩ではバリアフリーや福祉が浸透しつつある中、こういった形で視察に来られる方々は、どうやってみんなを説得したのですか?などという心配があるようです。
高柳商店街の橘理事長の話にしても、私たちツアーセンターもですが、誰か一人ひっぱていく人材も必要あると思います。
いちいちみんなの了承というより、ある程度猪突猛進型(笑)な人も必要なのです。

高柳の話が終わり、本当はそのままみなさんと商店街見学をご一緒する予定でもあったのですが、実は昼から、安楽島小学校が鳥羽駅前からミキモト真珠島などのバリアフリーの視点で社会見学するお手伝いをたのまれていまして、本当はスタッフの野原さんが行く予定を立てていたのですが、昨日急遽野原さんのお父様が他界されて、それどころじゃななくなった。
ということで、私と千枝さんがお手伝い。

安楽島小学校4年生。
元気です。とっても。
先生たちもいつもこの子達と一緒なのか~と感心してしまいます。

バスターミナルでお出迎えし、そのままだ佐田浜駐車場で車椅子対応駐車場の広さを確認し、かもめの散歩道を通り、ミキモト真珠島へ。


その間、車椅子を2台用意したのですが、「車椅子乗りたい人!!」と希望を募ると、ハイ、、、みんな手を上げてくれました。
 
車椅子に群がる子供たち。元気です。

あのね、みんな乗れないから、順番ね、といっても、我先にと介助したがったり、乗りたがったりします。
私はそれでいいと思うのよね、乗ってみたいという興味からどんどん車椅子を身近に感じてもらい、そんな風に思うのが悪いなんていう気持ちが出てしまうとダメです。
どんどん乗ってください。

で、道中、かもめの散歩道の跳ね上げのベンチを教えたり(これ、子供たち結構知っていてうれしかったぞ)、

昨日問題となった歩道の誘導ブロックの壊れたのを見てもらったり。
このときさ、子供たち素直でうれしくなりました。
車がここに入るから、この歩道が壊れるのよと教えるとみんなが「なんで、こんなところに車が入るんさ~!!」と。
うん、そうなんだ、何でか私も知りたいよ。
それをもっと叫んでくれ!!子供たちよ!大人にそれを言って欲しい!

道中は子供たちと話しながら移動。
中には、おばあちゃんが車椅子で、手足もかなり不自由で夜は人工呼吸器つけているという話も、そしてその介護をしているお母さんやお母さんのお姉さんの介護のストレスがあって…と小学校4年生なのに、すごく介護の苦労を知っていて、びっくり。

ミキモトでも子供たちは弾けていましたね。

子供はマネしちゃだめよ。これは特別な人しか介助できません。

とっても楽しそうで、そして素直で、疲れれるけど、大人の思いもよらない質問に、ドギマギしたり、とてもたのしかったです。


なにより、私の年齢を25歳と言ったボクよ、ありがとう!!それくらいに見えるんだね。
その後、本当の年齢を教えてあげたら「なんや、おばやんやん」だって。
ひ、ヒドイ。