HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

0503:観光地の苦難

2006-05-03 23:25:05 | 伊勢志摩観光情報
地元のみなさん、この観光シーズン仕事に向かっている時や地元を車を走らせているときに、前方の車が県外ナンバーで何かを探しながら、ノロノロ運転していたり、急に進路変更したり、変なところで停車して地図を広げていたりしていると、イライラしたりしていませんか?

私も実は昔そうでした。
しかし、今の仕事についてから、そのキモチをググッとこらえてこう考えるようにしました。

「ああ、伊勢志摩に来て道に迷っているんだな。私も知らない土地に来たら、そうなる可能性はあるもんね。それに、まずもって道に迷うような道路事情や目的地の場所が分かりにくいという案内看板がマズイんじゃないか?伊勢志摩」

と思うようにして、よく道に迷っているようなところは、どこに問題があるか注意してみるようにしました。(もちろん教えられる状況の時はなるべく声をかえて、道を教えたりしますよ)
すると結構分かってくるもんなんですよね。
看板が途中で途切れていたり、国道や地名が惑わす(伊勢~鳥羽に来るとき二見を過ぎると、伊勢の飛び地あるので、突然伊勢に戻る箇所があります。あ、でも二見も伊勢になったから飛び地じゃないのか?)ところだったり。
まあ、視点を変えると見えてくるものなんです。
だから、私たちもセンターに問い合わせしてくれるお客様に道を伝える時はそのあたり、迷いそうなところは、重点的に、教えたりします。

さて、上記は仕方ないことです。
観光地として迷わず来れるような道作りをしないといけないなと思います。
観光地に来て、迷ったあげく事故するのはいやですもんね。

しかし、本日、ゴールデンウィーク2部初日。
ツアーセンターは基本的に障害者、高齢者の観光案内所で、事前にお問い合わせあった方に、バリアフリーな情報をお伝えするNPOです。
宿泊施設も予約を入れたりしますが、基本的に伊勢志摩の宿泊施設のほんの一部。
調査済みところしかわかりません。

しかし、場所柄、一般の方たちの宿泊案内所と間違えられて、よく来ます。
平日は許します。
私たちの手持ちの施設に確認して案内をしたりします。
でも、でも、ゴールデンウィークは、下手したら、半年前から埋まっている宿泊施設もあります。
そんな中、来るんです。
「今日泊まれる宿はありますか?」と。

というか、そもそもゴールデンウィークに宿を決めずに、伊勢志摩に来るなんて、ちょっと考えられないと思いませんか?
かなりの賭けです。

しかも、やってくるのが、18:00ごろだったり…。
あの~もう旅館は食事の準備していますよ。
それに、鳥羽にはビジネスホテル系が実に少ないのです。

今日も4組そういったお客様がいらっしゃいました。
ムリですから。

観光案内として、宿を決めて来てくださいともっとPRしたいですね。