HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

0512:修学旅行な日

2006-05-12 00:13:19 | イベント
今日は、約束していた、大阪堺市の浜寺小学校(6年生94名)の修学旅行の学習お手伝いです。
私と千枝さんのコンビで出動。


コースは、

ミキモト駐車場出発 → かもめの散歩道を車椅子を介助しながらベンチや目線の説明しながら散策 → 佐田浜駐車場でチェアーウォーカー野原さんによる、車椅子での車の乗降 → かもめの散歩道と平行している歩道を歩いて、誘導ブロックのあり方を説明。そこに大人のモラルのなさを語る → ミキモト真珠島へ入って、そこで、どうしてこの仕事に就いたか?などの仕事についてのお話。
 

2班に分かれてもらっていたので、このコースを逆回転にもう一回です。

なかなか充実した午前中でした。
先生たちもとてもヤルキが現れていて、子供たちも、元気でしたね
みんな釘付けだったのが、車椅子の車の乗降。

こうして本当の姿をみてもらって、「どうしてあの広い駐車場が必要なのか?」ということを肌で感じて、いろんなことに疑問、気づきを持って、大人になってほしいですね。
そして、伊勢志摩にまた来てね!!
修学旅行っていうと、どうしても「遊び」なイメージが強いけど、こんな修学旅行のほうが思い出になるんじゃないかな?

ミキモトさんとタイアップで、これでひとつ修学旅行コースができそうです。
なかなかないカリキュラムだと思いますよ。

道中、たくさんの修学旅行と鉢合わせしました。
そんなシーズンなんですね。


と、センターに戻ったら、またまた修学旅行ネタ。
今月修学旅行で二見来る小学生の母親から、「自分の子は車椅子ですが、修学旅行のイベントのひとつとして地引網をするらしいのです。子供にも参加させてあげたいのでセンターのHPに載っている志摩市のランディーズを貸してもらえないでしょうか?」
というような内容。
野原さんが早速志摩市と交渉してOKをもらいました。やったー
ただし、取りに来てもらうのが前提…。
ということで、この日修学旅行を受け入れている旅館である潮香苑さんへ連絡。
地引網は二見の旅館組合が企画しているものでもあるので、志摩市までランディーズをとりに行ってくれるという。
う、うれしい。
二見は結構修学旅行の受け入れが多いのですが、最近よく見かけますが、修学旅行の1団体に車椅子の子を見かけることが多くなりました。
そんな意味も込めて、二見は海水浴場もウリでもあるのだから、ここでひとつランディーズ、なんとか置けないかな?なんて考えました。

とりあえず、ランディーズを使える実績を作れば、それも夢じゃないかもしれない。

せっかくの修学旅行。
友達たちがはしゃいで地引網を自分だけ、陸で指食わえて見ているなんて悔しいよね。
うん、これで大丈夫。
楽しい修学旅行になることを祈っています。
きっとね、君が大人になったころに、もっと、もっと伊勢志摩は車椅子でいろんなことができるようになっているから、これをきっかけに伊勢志摩を好きになってね。