HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

飛鳥Ⅱが鳥羽にやってきた

2008-01-13 23:45:03 | 伊勢志摩観光情報
9日の日に鳥羽湾に「飛鳥Ⅱ」がやってきました!!

後ろに見えるのが答志島

鳥羽にはこうして、時々大きな客船がやってきます。

鳥羽一番街という海に近い建物中にセンターがあることもあって、こうした船が来ると、とりあえず見に行きたくなります。

しかし、鳥羽の港は小さいため、どうしてもこうした大きな客船を港につけることができません。
そこで、いつも答志島のあたりに停泊し、そこから小さな船に乗り換えてみなさん陸へ降ります。
この日もみなさん小さな船に乗り換えて、朝から伊勢神宮へ参拝に行っていたようです。
正月ですもんね。

さて、鳥羽ではこのように大きな客船が鳥羽にしばし停泊して帰る際に「リメンバー赤いハンカチ」が恒例行事になっております。
これは地元鳥羽の人たちを乗せた志摩マリンレジャーさんの船で停泊した客船近くまで寄り、再会を約束する赤いハンカチを客船向かって振るという鳥羽特有の恒例行事なのです。

 
船の二階へは階段ですが、チェアーウォーカーも船に乗ることは可能です

これは、その昔、御木本幸吉が別れのとき赤いハンカチを振ったことがはじまりとなっているんです。

これまで、何隻も客船を鳥羽で見てきましたが、いつも陸からその大きさに驚いていただけでしたが、今回初めてこのリメンバー赤いハンカチに参加してきました。
ハンカチは船に乗るときに配布されます。
何度も参加される方は、マイハンカチ持参です。

陸から見ている船とはまたさらなる迫力を感じる大きさに圧倒されました。
まるで、ビルが海に浮いているみたい。

 
大きいですね~。何階建て?

いやはや、この伊勢志摩にこれくらい大きなビルもあっただろうか?というぐらいです。
この日650名の方が飛鳥Ⅱに乗船されていたそうです。

時間帯的(16:30~)にも丁度サンセットクルーズです。
お見送りに来ているのに、なんだかラッキー。


夕日がよく似合います

見送るみんなで船の2階にあがり、赤いハンカチを思い思いに振ると、飛鳥Ⅱからも赤いハンカチを振り返してくれます。

 
赤いハンカチは目立ちますね。この日私は赤いマフラーもしていきました

会ってもいないのだけど、なんだかこの赤いハンカチを振り合うだけで、心が通うな気さえしてきます。
船と船の距離が縮まった気がします。


飛鳥乗船のみなさんも赤いハンカチを振ってくれています

そして、17:00の出航が近づくと飛鳥Ⅱから、「ブォワーン ブォワーン」とおなかに響く汽笛を鳴らされました。
私たちの船もそれに応えるように少し高い目の音で「ポワーン ポワーン」と鳴らす。

これもなんだか悲しい音なんだけど、再会を約束したようなそんな気持ちになる気がします。

 
日が沈むとライトアップもされて、とてもキレイです

夕焼け、海の上、汽笛、赤いハンカチ…なんだか忘れがたい光景でした。
飛鳥Ⅱの人たちの鳥羽の思い出になったでしょうか?
ぜひ、また来てくださいね。


寒い中赤いハンカチを振ったメンバーは暖かいお茶がいただけます

皆さんも是非、「リメンバー赤いハンカチ」体験してみてください。