HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

不妊治療報告 再開しました

2009-05-29 23:55:02 | 不妊治療報告
昨年の秋に採卵し、顕微で授精した卵をずっと凍結していました。
精子も卵子もそれぞれ凍結は出来る技術をあるのは知っていましたが、授精させたものをさらに凍結して置けるなんて…。(精子にいたっては一度解凍されて、またまた凍結ですよ)
世の中怖すぎますね。

でも、そんな技術があるから、不妊治療ってできることですよね。
複雑な気持ちはありますが…、できる限りのことをしておきたいのが心情ってもの。

さて、ここ半年ぐらい凍結して置いておいた理由は。

私がこの冬、原因不明の蕁麻疹に悩まされて…。
あれは忘れもしない11月はじめのころ、「あれ?なんだか痒い…」と思ったら、その日からずーっと毎日痒いのです。

病院にも通い、薬を貰いましたが、薬飲めば治るけれど、飲み終えるとまた症状が…。
そんなこんなで、大きな病院に行き、数ヶ月かかりましたが春になる頃に治りました。
たぶん。もう症状は出ないはず。

やっと蕁麻疹もひいたのもつかの間、今度は原因不明の吐き気に長期悩まされた。
こればっかりは参ったよ。
「吐きそう」とトイレに駆け込むものなら誤解されてややこしいので、人前では隠していました。

この歳は結構体調崩しやすいのかもしれません。みなさんもお気をつけください。

ですので、その期間ARTのS先生とも相談して、不妊治療はしばしお休みしていました。

春になったら再開しましょうと。

で、5月になり再開!


授精卵が凍結してあるので、再開とは、受精卵を子宮に戻す「胚移植」からはじまります。

って、前説長くなりましたが、実は、この水曜日その「胚移植」を完了しました。
事後報告です。すみません。

胚移植というのはこれで2度目です。
一度目は2007年の7月、お木曳のころ。
そのときは、採卵して数日後、分裂したものスグ胚移植しましたが、結果は残念。

医学の進歩は日々変わっていくことが実感したのですが、今は上記のように分裂状態で移植はしないようですね。
今回は、「胚盤胞」といって、分裂からさらに進化した状態の受精卵を胚移植。
だから、着床率がいいらしい。

分からないけどね。

ということで、水曜日は、午前中、鳥羽高校の「観光とバリアフリー」授業をしていから、即松阪まで飛ばして、そのまま手術台へ…。

あ~、忙しい。

あ、その前に、技師さんによる本日の説明。

3つ凍結した一番いいレベルの卵(5日目で胚盤胞になったもの)を子宮に戻しますとのこと。

「ところで、3つの中で一番いいレベルと言いましたが、全体的に言ってこの卵のレベルは?」と我ながらすばらしい質問。

技師さん「全体からいくと中くらいです」って


前にも書いたけれど、麻酔もしないので、着替えたら、歩いてそのまま手術台へ。
2回目ということもあり、なんだか先生も看護師さんたちも作業に没頭。
まったくなにがどうなっているのか見えないから、ちょっと不安。

だけど、見えるのもちょっと怖い…。と思いながら先生と看護師さんのやり取りに聞き耳を立てる。

作業としては10分ほどで終了しました。

先に入れておいた管を通して受精卵を子宮に戻します。
看護師さん?技師さん?がゆっくり10を数えて、チューブを抜きます。
これはスグに抜くと、一緒に卵がついてくるからだそうです。

作業が終わったら手術台横にベッドがやってきて、そこへ転がるように移動。
起き上がってはダメなのです。
30分ほど、ベッドで休息して、注射して本日は終了。

本日の胚移植に関わる金額85,000円ナリ。

無事着床したかどうかは再来週の月曜日。それまでは注射と薬を定期的に。
ところで、結果発表の月曜日、実は私の誕生日なのです。
誕生日プレゼントが届くといいな。