HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

0420:バリアフリー展2006

2006-04-20 10:44:52 | 県外情報
20・21・22日に大阪のインテックス大阪で行われてる「バリアフリー展2006」へ、千枝さんと扇芳閣の専務(ツアーセンターの理事でもある)と行って来ました。
正確に言えば、扇芳閣の専務は車を出してくれて、私たちはそれに乗せてもらい大阪へ。

上手く「今度のユニバーサルデザインルームに使えるような家具や福祉用品もあるからさ~」と誘ったのは、私たち。

毎年福祉機器展は4月に大阪、5月に名古屋、2月ごろに東京で行われていて、私は大概名古屋へ行っていました。東京も行ったことはあるけれど、大阪はいつも年度替りで忙しい時期なので、なかなか足を運べずにいましたが、今回は、ちょっと行ってみようという気になりました。
で、大阪まで、専務の車に同乗して出発。

行きがけのパーキングエリアのトイレ。オストメイト付でした

大阪の福祉機器展は大きいよ、と前から聞いてはいましたが、確かに規模は大きかった。
最近はインターネットでいろんな情報が入ってくるので、さほど情報に乗り遅れていないとは思っていたけど、やはり、新しい車椅子や、家具や、福祉機器が生で見れ、触れる、使ってみることが出来るのはいいですね。

やはり大阪の展示会も年々広がる福祉車両のブース。
初めて福祉機器展に行ったのは、センターが出来た当初の名古屋の展示会。
そのころに比べたら、本当にいろいろです。
昔は、「乗せてもらう」車両が大半だったのが、最近は「障害者自らが運転する」車両が増えてきましたね。
だって、ダイハツの運転席の座席がそのまま車椅子に…ってのもCMで見たことはあったけど、生で見たのは初めて。車椅子(手動)の重量が40キロと言ったのは、ちょっとたまげましたが。

車椅子ごとリフトで運転座席へ。運転する時はタイヤは後方へ。

あと、パートナーが乗る車と同じものが…。
 
世の男性はこの手の車が好きらしいですね。

ああ、やっぱり、チェアーウォーカーのターゲットはココなんだと思いました。
お兄ちゃんが群がっていましたもん。
手動装置もパートナーがつけているグイドシンプレックス(ハンドルにアクセルが付いています)だったし。

↑この装置がグイドシンプレックス。

あ、でもうちのはさらに輪をかけてイカレテいますが、ミッションです。
なんでも「オートクラッチ」ってのが付いていて、センサーとコンピューターでクラッチを切っているのです。

これは、車を買い換えても取り付けれる手動装置。レンタカー屋さんとかにあるといいですよね。

まあ、車両はともかく、車椅子もいろいろ出ていました。
デザインとか、色とかは流行りもありますが、こぎ方にも工夫が出てきたりしていますね。

梃子の原理で車椅子をごぎます

写真撮り忘れましたが、友人のキージーこと木島くんにも会って、自転車の話題に盛り上がりました。


宿泊施設改装するにはいい情報として…。洗える畳です。

他ですね、福祉機器に関しては、海外のものが興味そそられました。
だって、デザインや、色がね、おしゃれなんです。

家の手すりもこんなんだったら、いいよね。

まさにユニバーサルデザイン的な考えでいくと、こんなデザインのものが増えてくればいいですね。

あと、全体的に多いなって思ったのは、「予防機器」が実に多かった。
リハビリというか、高齢者が足腰を鍛えるために、車椅子に乗ったままできるスポーツジム的な大きな道具からちょっとテレビを見ながら握力を鍛えるものからいろいろ。
私もちょっとやってみようかな?って思うものがありましたね。
でも、大きすぎて家には置けないや。

もちろん、見るだけでなく、センターの宣伝してくれそうなブースにはちゃっかり、旅ばりっ!などを持っていき、センターの案内もさせていただきました。(タダでは帰らない精神ですね)

0419:看板が変わりましたよ

2006-04-19 12:21:45 | 伊勢志摩観光情報
去年駅ボラをしたときに問題となった、看板。
車椅子やベビーカー利用のお客様には、ちょっと分かりづらかったので、鳥羽市が新しく変えてくれました。


とても分かりやすい地図になったでしょ?
しかもツアーセンターの場所だって把握できます。

すごい、すごい。

今日はお昼ご飯を近くのクッカーニャというお店へ。
そのお隣のおみやげ物屋さんにはなんとツバメの巣が3つもありました。
忙しそうに、飛んでいましたが、なんでもひとつはすずめが陣取ってしまったらしい。


へ~すずめもツバメの巣に住めるんだ。

0417:志摩ロードパーティのボランティアが決まりました

2006-04-17 12:12:37 | バリアフリーツアーセンター
志摩ロードパーティまで1週間切りました。
ロードパーティには視覚障害者(補助犬利用者)、チェアーウォーカーも参加します。

視覚障害者は9キロウォーキング。
チェアーウォーカーはスペイン村周遊の3キロコース。

9キロコースは公道を歩きます。
3キロコースはアップダウンが激しいです。
ということで、みなさん介助者が必要になります。

で、募集をかけていたボランティアが集まりました。
地元高校生や、神宮ボラや、いつも手伝ってくれる方々。
うれしいですね。
地元高校生は去年も手伝ってくれました。

日曜が楽しみです。
ちなみに、イセシマンもこの会場です。

0416:扇芳閣UDRとフォーラムと選挙

2006-04-16 01:59:15 | バリアフリーツアーセンター
朝から扇芳閣ユニバーサルデザインルーム改装プロジェクトの会議。
本日は、とうとう契約の日

設計もほぼ決まり、いよいよ、GW明けには工事に入り、夏前には完成です。
それまでは、工事中もチェアーウォーカーや視覚障害者とチェックを入れたり、宣伝用のチラシをつくったり、モニター体験の準備をしたりと、忙しいのです。
 

今日は、施工してくれる岩佐工務店も来てくれていました。
岩佐工務店は、私たちが所属する「伊勢志摩NPOネットワークの会」のメンバーでもあるので、いろいろ頼みやすいです。今までもトイレや、スロープなどちょっとした改装のときにアドバイスした中でもあるのです。
ところで、今回のトイレには簡易オストメイトを付けようと思っていますが、知り合いのオストメイト利用者は、普段どこに行ってもそんな装置がついていないので、あまり使わないけど…という返答がありました。
オストメイト利用の方で、シャワータイプのものが付いているのって、使う?こっそり教えてくださ~い。

さて、説明が終わった後、契約書に印鑑を副理事長が捺印し、これで、センターの責任もしっかりつきました。大切なことです。もちろん、これにあたっては、監修料もいただきました。
センターのれっきとした収益事業なのです。
こんな風に伊勢志摩の旅館、ホテル、観光スポットへもどんどん「使えるバリアフリー」を広めていきたいですね。
どんどん声かけしてくださいね。もちろん予算を持って…。(笑)

プロジェクトの会議が終わってから、鳥羽みなとまちづくりシンポジウムへ行き、夕方伊勢の市長選へ投票。

結果の見えた選挙だったんだけどね。

0415:夜はオキナワ

2006-04-15 01:33:12 | 食事処
土曜日は大抵、センター一人っ子。
黙々と仕事に打ち込み、夜は、パートナーが友人誘って飲みに行くっていうもんだから、私もヒョコヒョコと付いていきました。
我が家から車で5分ぐらいなところですが、オキナワの料理とたくさんの焼酎泡盛があるところです。
運転手は友人。(私たちって鬼のような夫婦?)
で、たらふく食事をいただきました。
ブログにあげようと食事の写真を撮ろうと、意気揚々とデジカメを構えました。
そしたら
「カードが入っていません」
だとよっ!!

時々ありますこういうこと。
デジカメもさ、ほんの少しでいいからハードを持ち合わせてくれないものかな?
数枚取れればいいんだからさ。

ということで、食事の写真は、センターHPトップのハサカル日誌バナー二つ下の「ごはんやさん」をご覧下さい。パートナーが上げています。

0414:イセシマン体操ができました

2006-04-14 23:57:37 | イセシマン
本日、夜、イセシマンの練習。
いよいよ新作!!イセシマン体操ができました。


みんなで振り付けを考えて、いよいよ志摩ロードパーティでお披露目です!!
みんなも一緒に踊りましょう。
水曜日はみんなで歌って、レコーディングです。

ところで、今センターにはお客様からいただいた、全国津々浦々のお菓子がありますよ~。

このままではスタッフが太ってしまう…。

0413:お木曳き初式 役木曳き2 陸引き

2006-04-13 14:47:37 | お木曳き・式年遷宮
朝起きたら、筋肉痛でした。
昨日走り回ったのが原因でしょう。
さて、朝から洗濯だの、ゴミだしだのしていたら、なんだかヘリコプターの音です。
いつもの自衛隊のヘリコプターとは違う感じです。
この感覚、ちょっといてもたってもいられなくなるんです。

そう、今日は昨日に引き続き、お木曳き初式。
今日は外宮領の陸曳き(おかびき)です。
神宮にゆかりのある地区の奉曳団が全部で7団体、宮川~外宮まで約2キロをお木曳き車に御木を載せて町を練り歩きます。
川曳き同様、外宮の正宮はじめ、別宮である多賀宮、風宮、土宮、月夜見さんに御木を納めに行きます。
奉曳団名は旧町名だったりするので、実は余り聞き慣れません。

ということで、いても経ってもいられなくなった私は、カメラをセッティングして家を飛び出ました。
私、普段休みの日って結局仕事していたり、家の掃除や洗濯、買い物などして、自分のことって後回し。ま、そもそも趣味が仕事みたいなものだから、仕方ないけど…、ウインドウショッピングや友達と遊びに行くなんてことも何年もしていない…。
で、フト気付いた、私の趣味は「祭り」なのかも。祭りの時期になると家にじっとしていられなくなるのです。
仕事もたまっていますが、お願いですから、せっかくの休日、自分のためにちっと使わせてくださいと、外宮へ直行。

本当は早朝の宮川で行われる御木の水切りのための「どんでん場」(大きな御木を土手でギッタンバッコン振って水を切る)も見たかったのですが、起きれませんでした。
朝起きた私の第一声が「あ~、今頃宮川でどんでんしとるかな~」なんてつぶやいて、隣のパートナーに「え?今なんて言った?」と驚かせていました。重症かもしれません。

すでに周辺は通行止め。
でも、裏道を通り、無事駐車。
急いで、先頭の小川町の車が来ているところまで行きました。

いいですね、この車の「ワン鳴り」(お木曳き車のワンタが回るときに出る音)。
各奉曳団の車によって音は違います。
チョークを挟んで音を調節するのですが、そのチョークが時々かたまりで道に落ちると、すかさす子供たちが拾って、道路に落書き(笑)

奉曳団によって、法被も違います。
あとなんと言っても、エンヤ曳きが見せ場です。
外宮の北御門に向けてみな車を引き入れるのですが、その手前がカーブなのですね。
というか、右折。
そこを少し手前から助走してスピードをつけて一気に車をカーブさせて北御門へ。
そこが凄いんです。
私も初穂曳き(その年取れたお米を神宮に奉納する神嘗祭、お木曳き車に稲穂を積んで同じように町を練り歩きます)で何度も経験しましたが。人間が全速力なので、とても疲れます。
でもって、内輪差があるので、綱の膨らませ方などによっては、キレイに曲がらなかったり、下手すると壁や電柱などにぶつかります。
見物客の危険もあり、曳き手の体力(エンヤ曳きの時は主に青年を厳選)がないと、途中でこけて大事故になることもあるので、とても緊張します。
進行係や、梃子、木遣り、曳き手の団結力の見せ所。
カメラマンはそこがシャッターチャンスなので、みんなギリギリまで出ようとしていますがキケンです。(私もね)

それだけに上手くいったときの充実感はひとしおです。ギャラリーの声援や成功したときの拍手なんて、まさに自分たちにスポットライト!!って感じ。

そんなわけで、各団の特色を見学して、今回はどこかの団の記録係でなく、趣味で取っているので、どんな写真でも撮り放題。いろんな団が撮れました。

ちょっとだけ見に行こうと思っていたつもりが、結局最後の団までしっかり見て、帰ってきたのは夕方。
でも、とっても充実した祭りを吸収できたと思います。

川にはない、陸ならではの雰囲気もまたいいですね。
この感覚、20年前はあまりこの祭りの意味さえ分かっておらず、参加はしたものの、うろ覚え。
10数年前の白石持(遷宮最後の民間行事である正宮の周りに白い石を敷き詰める。お木曳きから7年後。)のときは、仕事(今の仕事をではありませんが)を抜け出してよく走って見に行ったものです。

私はきっと20年後も見れるかもしれませんが、40年後は自信がありません。(だってこんな若い?私も今から20年後は50歳代、40年後は70歳代)
きっとこれが最後かも…っていう時のお木曳きや白石持ちは想像するとちょっと胸が熱くなります。
って今頃考えるなよ~って思うかもしれませんが、そんな思いの人が今年もいるんですよ。
この会場に何人も何十人も、何百人も…。
そう思うと、その人たちの満足いく祭りになっているのかな?と思います。
お木曳きは神事ではなく、民間行事です。
神宮のためだけではなく、やはり参加する人(神領民)、見る人たちにも満足感は必要なのですよね。

そのためにも、20年前参加していた人も20年後も参加出来る体制の何かを作りたいよね。満足、納得できる誇りある祭りにするためにも…。
テレビで祭りに出てインタビュー受けているおっちゃん、おばちゃんの誇らしげな顔を見て思いました。
この人たち20年後も絶対参加したいだろうなって。
私もそう思いますから。

※写真は17日以降に出来上がるので、後日入れますね。デジカメでは納得いく写真が撮れなかった。

0412:お木曳き初式 役木曳き

2006-04-12 13:16:35 | お木曳き・式年遷宮
とうとう、この日がやってきました。
伊勢純血種の私は血が騒ぎます。
20年に一度の神宮の式年遷宮の民間行事でもある「お木曳き初式 役木曳き」
これは、今日が内宮領、明日が外宮領へ神領民の中でも神宮とゆかりのある地区の奉曳団が神殿の棟持柱を川や陸(おか)をソリやお木曳き車に積んで運ぶのです。とても重要な、そして、神領民として誇りのある行事です。
 
バックのサクラがきれいですね。子供たちも楽しそうに曳いていました。

昨日の雨はなんとか止み、しかし、心配なのは五十鈴川。
「大丈夫、流されても、ここ二見帰ってこれるから」(笑)と、パートナー。
確かにそうだけど…。

パートナーがバスに乗れないので、私たちは乗用車で先に五十鈴川へ。
五十鈴川についてまず川をチェック
「おお!!増水というより、流れが急だ!!ゴウゴウ言うてるやん」

私たちの奉曳団のほか、内宮領川曳きの奉曳団がたくさんごった返す五十鈴川河川敷には曳くための御木の引渡しも終わり、私たちの木は六二四という番号が貼られていました。

この木をクレーンで川に下ろし、各それぞれのソリで曳き手と木遣り衆たちとで内宮を目指します。
川を遡るわけになるんだけど、距離としては1キロちょっとぐらいかな?
みなさんもご存知、内宮前のおはらい町と平行に流れる川を上ります。
おはらい町には両側にお店があり、川は意識しないと見れないので、何も知らない観光客は、お店の裏の川でこんな行事がされているなんて、知らずに歩いていた人も多かったのでは?

内宮正宮荒祭宮風日祈宮の棟持柱をそれぞれの奉曳団が役割として御木を納めにいきます。

他にも倭姫宮月読宮さんへは一度川に木をつけてから陸揚げして陸をソリで曳いて運ぶ奉曳団も。

さて、私たちは川曳き最後の団。後ろを気にせずいけますね。

綱は100メートルぐらいかな?100人~200人ぐらいで曳きます。

川は前日の大雨のため、普段より深いです、内宮へ進むにつれて成人男性の胸まであります。
川の水は冷たいです。
私はカメラ4台分を水没させたくなかったので、せいぜい入ってひざぐらいにとどめて置きました。
パートナーも記録班なのです。だから河川敷から望遠で撮っていましたね。でもどこにいるのかほとんど知りません。
 
御木が通る時は橋の上に人がいてはいけません。        ↑パートナー発見!!

ほぼ別行動。
私は、とにかく記録に燃えていましたから。
川に入り、土手を登り、橋を駆け渡り、斜面を這い、小川を飛び、とにかく一瞬一瞬を撮りながら御木を曳くことのありがたさを心で感じ取っていました。

さて、五十鈴川には内宮まで人工ですが瀬が3つあります。
その瀬越えと内宮への引き込みが見所です。
瀬越えはコケで足は取られるし、流れが急だし、とても危険。

コケで滑るのでわらぞうりが活躍。
女子供は陸にあがり、男衆の出番。
川曳きならではなんだと思いますが、奉曳団の団結だけでなく、他奉曳団との連携も見ものででした。
瀬を先に越えた前の団が、神宮から下ろされたロープを後続団に投げ、そのロープを後続車の綱に結び、それらを前の団が引っ張りあげるということをしていました。
そしてその瀬を人間が越えるときも写真のように、助け合いです。
瀬を越えたところにいる紫の法被人たちが前の奉曳団で、瀬を越える手前の右側に写っている青い法被が後続奉曳団です。
こうした連係プレーは見ていて、ちょっと感動しました。
本当命がけですもんね。カメラ構えながら、「うわ、ほんま人が浮いてこない」とかドキドキしました。

迫力満点。何も事故がなくてよかったです。

とにかく綱から手を離さなければ、綱ごと引き上げてくれます。

役木曳きは本当は宇治橋も越えて、御手洗から御木を上げる予定でしたが、河川増水のため、断念し、宇治橋手前から上げることに。
だから観光客がたくさん宇治橋に鈴なり。
 
その下をエンヤーと一気に内宮に引き込みます。

ここも見せ場。

ですが、川の流れとコケでなかなか思ったように行きません。人間が歩くだけでも恐る恐る(滑りそう)だもんね。
ここでも前の団に助けてもらいながら、なんとか御木を陸に上げること成功。
感慨深いものがありますね~。
朝の10時ごろ出発して陸に上がったのは14時ごろ。1キロちょっとの距離の川を遡るのにじっくり、ゆっくり進みます。

内宮に入ってからはソリでズリズリと私たちの団が納める風日祈宮さんへ。
ここは橋を渡るため、階段が橋の前後に二箇所あります。
ソリは橋の手前まで。
ということで、そこからは木を人力で運びます。
五十鈴川に入れる時はクレーンだったけど、納める時は人力です。
御木の重さは600キロといわれていましたが、4時間も川に浸けられていたら水も含んで重たいことでしょう。
綱を御木に絡めて梃子棒で成人男性が10人ほどで担ぎ上げ。

すごかったですね。


そして無事風日祈宮さんへ奉納して、任務完了!!

伊勢にはこんな行事があるのです。20年に一度。
がんばってもしっかりとした目で見れるのは一生に3~4回ぐらい?

今日は役木曳きでしたが、これから夏にかけて本曳きがあります。
これは神領民皆が御木を運びます。

そのスケジュールは以下の通り
<陸曳き・外宮領>

5/5(金) 出雲町、中島、徳川山、辻久留
5/6(土) 小川町、宮川町、西口町、京町、二俣町
5/7(日) 常磐表町、常磐仲町、常磐第一、常磐西世古、宮町、浦口町

5/13(土) 神久社、船江、河崎南側、河崎町旭通、河崎六ヶ町
5/14(日) 一色町、通町、田尻町、黒瀬町、小俣町明野

5/20(土) 馬瀬町、竹ヶ鼻町、下野町、神社港辰組、小木町、大湊町
5/21(日) 御薗町 新開、王中島、下長屋、上長屋、高向、北浜連合

5/27(土) 尾上町、吹上町、岡本町、宮崎、岩渕町
5/28(日) 磯町、川端町、二見町 西、今一色、荘、小俣町小俣

6/3(土) 前山町、豊栄会、倭町、曽祢町、宮後
6/4(日) 一志町、八日市場町、本町、大世古町、一之木町

<川曳き・内宮領>

7/22(土) 二見町 松下、江、茶屋、三津、山田原、溝口・光の街
7/23(日) 宇治第一・宇治第二、二軒茶屋
7/29(土) 楠部町、鹿海町、中村町、朝熊町、一宇田町
7/30(日) 大湊町、桜木町、桜が丘、中之町、五十鈴ヶ丘、古市町

このほかにも、5月中の毎週金曜日は一日神領民(伊勢市民でなく、市外の方で一日だけ神領民としてお木曳きに参加できる)も曳くので、まさに5・6月の週末はずーっと祭りです。
私は7月22日(土)と7月29日(土)両日出動!!
そのほかにも5月は木遣りウケのボランティアで何日か休みを取って行ってきます。
私の唯一の趣味ですからお許しを…。

みなさんもこれらの祭りにあわせてぜひ、伊勢志摩に来てくださいね~。

0411:嵐のような天気です

2006-04-11 11:05:02 | お木曳き・式年遷宮
本日は、なんで?ってくらい大雨の嵐です。
台風のようです。
大雨・洪水・波浪警報&雷注意報が発令しています。


時間が経つにつれて、ひどくなってきて、特に鳥羽は海沿いだとかなりの風に見舞われます。
その風が半端じゃないんです。
車のドアは開かないし、傘なんてもちろんさせない。
帰りは、センターのカッパを拝借して、帰りました。

ところで、明日は20年に一度の遷宮のためのお木曳初式。
内宮領の役木曳き(内宮を流れる五十鈴川を遡って遷宮に使う棟持柱を神領民が運ぶ)が行われます。
私たちの町の奉曳団(ほうえいだん)も内宮の神域内にある別宮である風日祈宮さんの棟持柱を運ぶことになっています。
私は以前からこの日記でも書いていますが町の団の記録係なので、明日の天候が非常に気になります。
だって、大雨だったら写真撮れないよ~。

増水したら延期とは聞いておりましたが、確実増水しています。断言!!
しかし、某ルートで聞くと明日のお木曳きは決行!!

「ええ~、これで決行だったら、どこまでいけば延期になるのだ?」とちょっと??になりましたが、確かに平日祭りでもあるし、内宮領の翌日の外宮領にも影響が出てくるので、かなり苦渋の結論だった…と思う。

ということで、明日の対策(雨が止んだとしても増水による、遠方からの撮影)をパートナーと練って、寝ました。

0410:内宮にて神宮参拝ボラ1日復活

2006-04-10 23:57:39 | 伊勢志摩観光情報
本日は、観光来訪中のチェアーウォーカーSさんの神宮参拝のお手伝いをしてきました。
5名のお友達とともに来られたのですが…、なんと東京からバスツアーで参加。(一泊二日で14,800円と激安ツアー)
しかも、バスツアーを脱走して?(うそ、ちゃんと旅行会社に承諾済)2日目は友達たちと

ホテル→伊勢志摩スカイラインで奥之院→月読宮→猿田彦神社→内宮

と、まぁ、なんともマニアックなコースです。(笑)

このコースのための事前に時間配分やどこから回ったら良いか?車椅子で行けるか?などアドバイスもお伝えをしました。
奥之院は私たちは昨日も行っていますが、身内が亡くなれば、伊勢や鳥羽の人はここに足を運びます。
だからパートナーは何度も行っていますからアドバイスもバッチリ。
奥之院まで行けるはいけるが、行きの下り坂=帰りの上り坂が急なので、サポートは必須。
私もいつもパートナーを押しています。
月読宮は国道23号線側と御幸道路側の二通り入るコースがありますが、23号線側からの方が正殿までの距離が少ないので、こっちからがお勧め。
猿田彦神社は、私たちが結婚式を挙げたところでもあるので、文句なしのバッチリ。
控殿には車椅子対応トレイもありますよ。

そして、内宮は…。
今回は友達も多かったので、神宮サポーターに声をかけて3名がお手伝い。
私とUさんとSさん。
雨がパラパラ降っているぐらいの天気で大丈夫かな?
だけど、神宮の中は杉が生い茂っているので、少しの雨ぐらいは大丈夫。

さて、いつものように参道を介助しながら、私のつたない神宮案内。
神宮ボラ中にいろんなハナシを聞いたので、少しはボキャブラリーも増えたかな?
というか常に雑学モノばかりですが…。

参道は車椅子のキャスターを上げながら、3名で介助。
階段はSさん松葉杖を使えば歩けるようなので、歩いて上がりました。


今回Sさんたちは、なんと特別参拝(有料)を希望していました。
特別参拝とは、普段賽銭を入れる手前でお参りするのとは違って、その奥まで神宮職員の案内のもと行くことができます。
ただし、ココは車椅子NGなんです。
だからこちらもSさんは歩いて行っていました。
私たちはお留守番。
この特別参拝をすると、結構普通に参拝している人たちの注目の的なんです。

参拝が終わると、荒祭宮へ。


ところで、今回同行していたご友人たちを初め、みんな、神宮には何か感じるものがある、階段をあがっているとなんだか力が湧いたとか、木にもたれたら、足の裏からとても熱くなったとかすごく気を感じていたようです。

私、しょっちゅう神宮行っていますが、そんなことあまり感じたことないんだけどね。
みんなは何か感じる?

雨も止み、神宮参拝が終わったら、おはらい町通りの益屋茶房でみんなと昼食。

朝日屋の松阪牛を使った松阪牛丼(1,000円)です。これ結構最近の私のお気に入り。
とっても肉がやわらかくておいしいよ。
五十鈴川の清流をめながら眺お食事できるのもうれしい。


介助者が鳴らすためのベルが車椅子についていました