HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

進修小学校にて講演

2009-02-06 23:55:09 | 講演・視察
2月2日(月)、地元進修小学校にて講演がありました。
小学校5、6年生と、その保護者の方々対象です。
幅広い年齢層の前での講演って結構難しいです。

もちろん、小学生子供たちに分かりやすいようにと、心がけてお話させていただきました。

小学生ぐらいだと、ちょっと話を振ると反応があり、講演もやりやすいです。
これがもうちょっと上になると、無反応ってことが多いですから…。

今回の講演依頼のお話を頂いた教頭先生が、なんと、私の小学校の時の担任だったM先生。
電話で話をしているときはピンときていなかったのですが、もしかしてM先生って…と、思って当日お目にかかると、当人でした。
ビックリ。

自分の小さい頃を知っている人の前でお話するのは、大変テレることであります。


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友人結婚披露パーティにイセシマン参上!!

2009-02-06 17:28:38 | プライベート
友達の結婚披露パーティが31日(土)の夜、伊勢市内の某レストランでありました。

障害者ダイバーを育ててくれているIくんの結婚パーティです。
チェアーウォーカーダイバーTちゃんの師匠でもあります。


ダイバーなだけに、タンクにお祝い寄せ書き。

このパーティではなんと、イセシマンも参上!!

 
イセシマージョが会場を乱入しかけたのですが、シャイニングインパルスで更正。
その後は、みんなでビンゴ大会のお手伝いをしました。


場を盛り上げることできたかな?

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キンさばっ!!公開収録にて欽ちゃんに会う(長文)

2009-02-06 16:13:33 | バリアフリーツアーセンター
三重テレビ限定なので、県民しか知らない人も多いと思いますが、現在三重テレビにて、「キンさば!!」~近所(きんどころ)の裁き~という番組が毎週火曜日PM8:00~8:30の間放送されています。
三重県の各市町にて公開収録しているのですが、県民参加型で、訴える人と訴えられる人が県民です。
伊勢のちょんまげワールドの役者さんたちがその間を取り持ち、最後に山田奉行の大岡越前守忠相に裁かれるという内容。
http://www.mietv.com/kinsaba/index.html

訴える人、訴えられる人が友達同士だったり、身内だったり、上司と部下であったり様々です。
その内容も実にくだらなささと面白さががあり、なかなか共感もでき、楽しめる番組なのです。
三重県民しか見れないのが残念。


ちょんまげワールドの役者さんたちのやりとりも見ものです


しかも、この番組には、なんとちょんまげワールド伊勢の村長であり、みえの国観光大使でもある欽ちゃんこと萩本欽一さんプロデュース(どうりで面白いハズ)。
そしてちゃんと毎回欽ちゃんも登場するのです。

さて、その収録が1月31日(土)の昼間に鳥羽市内でありました。

しかも、これらの収録をの日、私たちは、欽ちゃんに会わせていただく予定でいました。
行政の方と三重テレビの方にお願いして、少しだけ時間を取ってくださいと。
チャンスがあらば、食いついていくのが私たち…。(笑)

欽ちゃんはちょんまげワールド伊勢をブロードウェイにと、伊勢志摩の観光をを盛り上げてくれるのに、現在大変力を入れてくれています。
本当に、有難いこの上ないことであります。
その、力に私たちもなりたく、伊勢志摩の観光向上のヒントにと、この地は、バリアフリーの情報を発信するNPOがあることを知っておいてもらいたかったのです。

と言うのも、欽ちゃんが村長であるちょんまげワールド伊勢は、ハード面的には起伏もあり、見て回るのは大変ですが、その代わり、障害者方が来村すると、役者さんたちが介助してくれたり素晴らしいおもてなしをしてくれ、障害者の方たちに大変評価が高いということ、欽ちゃんの耳にも入れておいてほしかったのです。

私と、副理事長であるパートナーと収録2時間前に、会場入りしました。
しばし、待ちましたが、時間を取ってくれるとのことだったので、待ちました。
お時間とっていただけるのであれば、どれだけだって待ちますよ。

欽ちゃんはうちの亡き祖母が大ファンでした。
私が小さい頃、「欽ちゃんの番組見ると、おじいちゃんが怒る(ヤキモチ?)もんで、おばあちゃんところへテレビ見に来て」と、向かい住む祖母の家からよく連絡があり、一緒に欽ちゃんの番組を見ました。
それだけに、必然的に私たち孫たちも欽ちゃんファンです。
孫が見に来れば、おじいちゃんも怒らなかったのでしょうね。
生きていたら、きっとものすごく喜んだことと思います。
そんなこともあり、欽ちゃんを見るたびに祖母を思い出します。

さて、欽ちゃんがわざわざ私たちがいる部屋へ来てくれました。
恐縮です。

スグにパートナーを見て、「さわやかな青年だね~」とお褒めいただく。
ありがとうございます。
名刺を私たちの名字を見て「兄妹?」と聞かれてしまった。
似ているそうです。

喋るのは相変らず、私の機関銃。(隣でパートナーは心配気)

その間、欽ちゃんは私の話に頷くでもなく、相槌を入れるわけでもなく、腕を組んで、私をじぃーっと、覗き込み、睨みつけるように見ていました。
私もたじろがず、とにかく、言いたいことを簡潔に(したつもり)伝えました。

一通り話し終わってから、少し間が…。

「またやってしもた?私…」と心の中で自己嫌悪。

すると、欽ちゃんが口を開いて、ポソリと話始めました。

24時間テレビで出会った、車いすの青年と友達になり、何度かスタジオに招待した時のお話です。
何度か呼んであげるうちに、友達も連れてきて、スタジオには車いすの人が増えて、そのうち、スタジオ内をウロチョロし始めたそうです。
スタジオって想像できると思いますが、カメラのコードとか危険だらけですよね。
そこをウロチョロしまくるものだからハラハラしていたんだって。
でも、危険だと気づいていても誰も注意しない。

欽ちゃんはとうとう、「お前らぁ、ウロチョロするな~!」って怒鳴ったんだって。
そしたら、スタッフたちが、「欽ちゃん、そんなこと言っちゃダメですよ~」ってなだめたわけです。
でも、危険は危険なのだって、と欽ちゃんも言い続けたそうです。

しかし、怒鳴られた、車いすの青年は、欽ちゃんに

「僕、あんな風に怒られたの初めてでした。今まで誰も僕を怒ってくれませんでした。ありがとうございます」って喜んでくれたそうです。

どうしても腫れ物の触るように対応してしまいがちのところへ、欽ちゃんは「みんなと同じ」ように叱ったわけです。

そんな話を聞き、伊勢志摩の観光のこと、バリアフリーの考え方、伊勢志摩の魅力がなくてはならないこと、などなど少しの時間でしたが、お話することができました。
センターの資料や本も渡すことができました。

欽ちゃんはとても優しい目で話をしてくれました。

どこまで分かっていただけたかしら?と不安に思いながら、キンさばっ!の公開収録を見て、帰りました。


鳥羽で収録されたものの放映予定ですが、2月17日(火)と24日(火)の20:00~です。見てね~。


後日スタッフに報告すると、千枝さんが「深い!!その話すごいよ」って言ってくれました。
最初なんのことだか分かりませんでしたが、千枝さんが言うには、バリアフリーの活動する初対面の私に対して、その話をするってことは、私たちの活動をすごく理解してくれているってことやに…と言うのです。

確かに、欽ちゃんのスタジオ事件の話は、聞く人の中には「欽ちゃんって冷たい人?」と思われることもあったかもしれません。
私たちなら、この話は分かってくれる。ということを少しの時間で察知してくれたのだと思うのです。

思い返してみれば、私が機関銃のように活動の説明をしている間の欽ちゃんは、頷きもせず、相槌も打たず、私をじぃーっと見ていました。
怖いくらい、ずーとじぃーっと表情も変えずに…。

あのとき、欽ちゃんは、私を観察していたのだと思う。
本心から言っているのか?どこまで本当の話なのか?
私を見ながら、心の中まで見ていたのでしょう。

人を観察して、その人の良さを引き出す突っ込みや切り返し。
キンさばっ!!を見ていても、初対面の素人相手に、あれだけ、よく話を持っていけるよな~って感心していましたが、欽ちゃんは人を見る(視る)力が、想像を超えるスゴさなのです。


素人をも芸人にさせてしまうような、欽ちゃんの上手い話の振りは、素晴らしい


もうに完敗です。
こんなにスゴイ人にはそう会ったことありませんよ。
さすが、と言えます。
そんな欽ちゃんが、三重県を、伊勢志摩を盛り上げてくれるなんて、最後のチャンスかもしれません。
私たちもこの波に乗って、伊勢志摩を全国へもっともっと広めて、がんばっていかねばと思いました。

忙しい中、時間をとってくださって本当にありがとうございました。

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志摩ロードパーティ2009の参加者募集(同時にボランティアも)が始まりました

2009-02-03 22:47:25 | アクティビティ
毎年恒例の志摩ロードパーティ。
マラソン大会です。
今年で5回目。

 

初回から、運営に関わって、大会のバリアフリーについてアドバイスをしてきました。
毎年課題だった、バリアフリーのコース。



視覚障害者のみなさんは、毎年10キロウォークを楽しんでもらっていますが、問題は車いす使用者のみなさんでした。


マラソンスタートゴールは志摩スペイン村です。
ご存知だと思いますが、あのあたりは、大変起伏のはげしい地形であります。
その周辺でハーフ、10キロ、3キロなどと、コースをつくろうものなら、大変なコースが出来るのは目に見えています。(実際、心臓やぶりの坂だらけです)



だから、車いす使用者のコースは、3キロの遊園地を周遊するパルケパーティランになっていたのですが、このコースがまた起伏がはげしく、3キロの間で平坦なところがないくらい…。
ほとんどを人の手をかりなければならない状態で、「自分で走った」という達成感は、ほぼ皆無。
ちょっと、寂しいですよね。

毎年、いいコースはないかと模索しておりました。
大会の中でのほんの一部のコース。

ハードルも高くなく、幅広い層に参加してもらえるような。
リハビリとしても試してもらえるような。

でも、みんなどれくらいで走れる?
他のコースの時間隙間のどこを走る?
安全な道は?
でも、景色は外せない…。

そんなことを踏まえながら、ツアーセンタースタッフや専門員と現場に行き試走を繰り返し…。

そしていいコースを見つけたとしても、そこから警察に了解をとらなくてはいけない。
歩道ならともかく、いくら通行止めにするからといっても、車道を車いすが走るということに警察はいい顔しなかったのですよね。

絶好なコースを見つけたよ!と言っても、次から次にに立ちはだかる壁。

一喜一憂の時期を過ごしました。

そこを実行委員会のIさんと、ランナーズのIさん励まされ、そして二人が粘り強く警察を説得して、説明して勝ち取ってきたコース。
本当にありがとうございます。

うれしくて、うれしくて。
なんとしても成功させたいコースです。


スペイン村を出発して、パールロードに出て、的矢大橋を渡り(ここからの景色が最高!!)、その先でUターンして戻ってくる、約2キロのコースです。
途中、少し急な坂道はありますが、あとはなだらか。
なおかつ、志摩のいいところを目や肌、耳、鼻で感じてもらえるところも魅力のひとつ。

このコースで、みなさんには今までになかった達成感味わってもらいたいのです。
走ることの楽しさ、みんなで走ることの喜びがきっと感じることができることでしょう。

コース上には心強いサポーターが配置され、もっと心配な方にはマンツーマンでのサポートボランティアをご用意することもできます。

5年目にして、ようやくできた、「バリアフリーパーティラン」。



今回は、障害者や高齢者とそのご家族は友人知人など、一緒に走る人たちを限定しております。
ぜひ、お誘いあわせの上、ご参加ください!!
たくさんの、たくさんの方々に参加してもらいたいです。

同時に、この日に一緒にこのコースを盛り上げ、サポートしてくれるボランティアも募集しています。
たくさんの応募者お待ちしております!!

詳細、コースの説明、申し込みはこちらへ
 ↓
http://www.barifuri.com/tourcenter/event/090419-marathon/index.html

「観光とバリアフリー」最後の授業

2009-02-03 21:49:21 | 講演・視察
26日(月)は、鳥羽高等学校の「観光とバリアフリー」の最後の授業でした。
この授業も今年で2年目。
2回目の卒業生を見送ることになります。

なんだか、感慨深くなります。
なんちゃって先生は、みんなにとってどうだったかな?
今年もとってもいい生徒たちばかりで、みんなが社会人になって、旅立っていくのがとても楽しみです。

社会人になって、「観光とバリアフリーの授業」がどこかで活かされることを、願っています。

子安神社へ

2009-02-01 15:29:30 | 伊勢志摩観光情報
実は、内宮さんへ行く理由はもうひとつありました。

宇治橋を渡ってすぐ左手にある子安神社へお参りに行くこと。

 
宇治橋を渡ってスグ左をチラリと覗くと衛士見張り所があります。
その後ろっかわにいくと神社はあります。大山祗神社と並んでいます。



ここは木華開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が祀られており、縁結び、子授け、安産、子育ての信仰があります。
知る人ぞ知る神社なのです。


入口はこんな感じ。手前が子安神社で奥が大山祗神社です。


昨年は私一人でお参りしてきたのですが、今年はパートナーを誘って行きました。

 
バリフリー情報として、子安神社入る手前に階段が3段ばかりあります。今日は私が代表で入り、パートナーは階段下で一緒にお参り。鳥居をくぐるまえにもこのようなみぞが一箇所あります。キャスターがはまりますから、あげていってくださいね~


内宮さんへ入る前に、おかげ横丁の神具屋さんである宮忠にて、鳥居を購入します。
この鳥居に、名前や願いことを書いて、子安神社へ奉納するのです。


みんなの願いがたくさん奉納されています。ちなみにこの風習?はいつからかわかりませんが、神宮がしているわけではなく、言って見れば宮忠さんのゴニョゴニョなので、別に鳥居を必ず納めなくてはいけないというわけではありません。



鳥居は一番が安くて2,100円。
今年も一番安いものですが…。


昨年は、私だけで書きましたが、今年は、パートナーも少しだけ書いてもらいました。


さすが木華開耶姫命を祀っているだけあって御手洗がホラ、こんなにかわいいお花の形をしていましたよ。


うーん、かわゆい!!