今日のNHK BSで「アパートの鍵貸します」が放映されていました。
この映画は、1960年のアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画です。
監督はビリー・ワイルダー、出演はジャック・レモンとシャーリー・マクレーン。
出世の糸口として、アパートの部屋を上役の情事の場に提供する独身サラリーマンの悲哀をユーモアとペーソスを絡めて描いています。
昔の映画が良いのは、映画名に工夫が凝らされていることです。
この映画の英語タイトルは、「The Apartment(アパートメント)」です。
「アパートメント」だけだったら、興味が沸かない映画になっていたかも知れません。
この映画は、少なくとも4回は見ております。
毎回、映画を見ると、気付かなかったものが沢山あります。
今回、気づいたこと:
・チワワという犬種がでていましたが、学生の時は、聞き流していました。その当時は、知らなかった犬種です。
・コーヒーが、MJBのインスタント・コーヒーでした。
インスタントがその当時からあったんだと思いました。
・私が知っているMJBは、MJBのグリーンの缶詰のコーヒー缶です。
喫茶店の棚には、このコーヒー缶が置いてありました。
・シャーリー・マクレーンは、やはり、綺麗な女優でした。
・1960年代のNYは、今の大阪府ぐらいの人口でした。
・保険会社で入力していた機械が、ワンフロアに並んでいた事務室は、壮観です。
メーカーは、Friden(フリーデン)の製品でした。
https://en.wikipedia.org/wiki/Friden,_Inc
英文のWikipediaを読むと、1963年に卓上計算機が発売されています。この映画は。1960年公開なので、多分、計算機能のついた保険用の入力端末だったと考えられます。映画の中の端末の動きを見るとそんな感じでした。
1960年代の良きアメリカ映画です。