古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

白蝶草を植える人

2009年07月28日 02時08分34秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 家から歩いていく散歩は、東・西・南と三つのコースをつくっています。北は10分も歩くとゴルフ場につき当たってしまうのでつくっていません。東コースを散歩すると白い花の咲いている道を通ります。それが写真の農道です。
『ガウラ』と聞くと怪獣みたいな名前でなじみませんが、『白蝶草』という和名がいいですね。インターネットで調べると「白い蝶の舞うような清楚な花」とあります。宿根草で5月から9月頃までつぎつぎと花が咲きますが、繁りすぎず暑い盛夏にも涼しげな姿で歩く人をいやしてくれます。といっても一日に軽トラックで通る人が二、三人。歩く人はぼくらくらいかな。
 この花は自生しているのではありません。花好きな人が植えています。あぜの草刈りをする主人に「これは刈らないで!」と頼んで、毎年自分の家の田んぼのふちに植えて増やしてきたそうです。春先に散歩していたときこの花好きな人に手招きされて庭先を見せてもらったことがあります。山野草をほどよく植えたしっとりした庭でした。
 そういえば一ヶ月ほど前に、朝起きてみると我が家の玄関先のバケツにバラの切花が差してありました。どなたが置いてくださったのだろう。この色のバラはどこの庭に咲いているのだろう。散歩しながらさり気なくよその庭先を見ましたが結局わからずじまいだったことがあります。
 なかなか梅雨が明けませんが、畑の草はぐんぐん伸びていきます。当分草抜きに追われる日々になりそうです。
コメント (1)
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