古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

you tube で Libera の歌をききました。

2011年03月18日 03時49分33秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 写真は去年の3月に撮った竹薮です。今年は正月からまた竹切りに精を出して、この写真に写っている竹は全部切ってしまいました。気持ちの広がるスペースができました。
 地震がありました。津波がやってきました。この国の人は、いま重たいこころで息をしています。そんなこころをあつかいかねて「天罰だ。我欲で突っ張っているから天罰が下ったのだ!」と喚(わめ)くしかないおじいさんもいます。ただただ涙を流しているおばあさんもいます。
 いくらか募金をしても、気を紛らわそうと山仕事をしても、こころは重い。テレビを見るのはつらくて、夜中にヘッドフォンをかけて you tube で音楽を聴きました。スラヴァの歌うカッシーニの《アヴェマリア》を聴き、ほかの人の歌うのも聴いてみようとクリックしたら、リベラ(Libera)という未知の文字が目にとまりました。
 〝You were there" (あなたがそこにいるから)という歌は2009年に映画につかわれたそうですが、こころにしみます。you tube の視聴者の感想は外国語が多いのに、これは日本語の感想です。日本のだれかがアップしたのでしょう。

◎ 本当にきれいな声だと思う。ソロの子の声が特に透き通った声をしている。初めて聞いたときは泣きそうになりました。

◎ おれ不登校で5年くらい泣いてなかったんだ。でもこの曲に出会って……出会って……ありがとう。

 この感想を読んだとき、この少年の不登校の5年間がずしりと胸に伝わりました。そしてひとりでに涙が流れました。
 Libera というのはイギリスの少年合唱団です。来日公演をしたこともある。CDも出してる。若い人たちの間では人気があるのでしょうが、おじいさんは知りませんでした。しばらくはyou tube で彼らの歌を聴くことにします。
 災難がふりかかったけど、この国の人たちはやさしい。みんなで助け合って、生きていきましょう。
 この国の人たちみんなで「ひとはもっと信じてもいいいきものですよ」と世界に伝えられたらうれしいですね。
 
 
 

 
コメント
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