古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

田舎暮らしといいつつ消費社会にひたっていますね。

2011年11月07日 02時28分18秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から

「地球上の蟻の全体重は全人間の体重より重い」と本に書いてありましたが、田舎に暮らすと蜘蛛だって負けていない気がします。朝、散歩の途中に山道に入ろうとしたら大きな蜘蛛が目の高さに巣を張っていました。
 草むらに朝日が当たると、夜露の水玉のついた小さい蜘蛛の巣が無数に見えます。夜の間に蜘蛛はこんなに働いてムシをとっているのかと感心します。畑を借りる前、家の庭でキュウリやナスビをつくっていたとき、道子さんは毎朝バドミントンのラケットを持って畝間に入りました。夜の間に蜘蛛が巣を張るからです。ムシを食べてくれる蜘蛛さんが、折角張った巣をこわして、「申し訳ない」と心の中で謝りながら歩いたそうです。
 さて、イノシシですが、先日は夜ラジオをつけていたのに畑に入ってきた形跡がありました。耕運したところを掘り返しています。耕運で土がくだけたところのミミズを食べているのです。「イノシシさんには朝日の深夜放送は駄目か」とがっかり。でもサツマイモを全部掘ってしまい、耕運し、土を平らにならしてもう一晩観察したら、入った形跡がありません。やっぱりラジオは効くのか。こっちが疑心暗鬼になっています。
 イチゴの本植え。ポットで苗立てしたソラマメの植え込み。イノシシくんに掘り返されたら困る苗がつぎつぎと待機しています。月末にはタマネギも植えなくては。イノシシには何が有効なのか。グランドゴルフ大会があるので、村の老人会仲間にきいてみます。そうそう、『宝交早生』のランナー苗がまだいっぱい残っています。もし入用でしたら一週間以内にどうぞ。
 きのうは、雨で畑には入れないし、山仕事もできないので、グランドゴルフ大会のためのおやつを買いに出ました。老人会会計係の仕事なんです。遠足のおやつを買う小学生の気持ちで、しあわせに買物をしました。青山台のダイキに寄って、工事をしたデッキに電燈をつける材料を買い、その間に道子さんは、カゴ二杯分の花の苗や土の袋を買い、思うような材木がなかったので大村のナフコにまわりました。長い板や波板を買って積み込み、大村食堂で昼食をとってから近くのダイソーに寄りました。ここは三階まである大きな店で、なんでもあります。なんだかんだと大きなビニール袋にいっぱい買って、それも積み込みました。
 きのうは軽トラで買物に行ったのでいくらでも積めます。そこからジャスコにまわり、また買物。道子さんは、ウッドデッキにできた棚用にイーオンの買物カゴを買いました。これで我が家のピンクの買物カゴは五つになりました。もうストップしようね。
 田舎暮らしというけれど、自給自足とはほど遠く、消費社会にどっぷりつかっているなあ。
 
コメント (2)
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