東条町を車で走っていたら、「あー、田舎のうちだなー」という家がありました。なんでもないけど、ただ田舎です。それがなんともいい。伝わりにくいですかね。しかしこの庭から見えるまえの丘は、30年前はリゾート分譲地だったような茂みです。あの土地バブルの嵐って、どこでもすごかったんですね。
東条町の図書館で孫のために借りた「付け足し言葉」の絵本を、大志くんはとても気に入ったようで、「もう一回読んで!」と何度も読まされました。彼はだいたい覚えたようです。今度泊りに来たら、おじいちゃんがいろいろ使って、ビシッと決めてやろうかな。
まず、大志くんが起きてきたら、「おはようごん座衛門!」とあいさつしてやろう。「おじいちゃん!」と声をかけてきたら、「何か用か九日十日!」と応じてやろう。畑から帰ってきたら、玄関で「ただいま帰ってキタキツネ!」と大声であいさつしてやろう。帰るときは「さよなら三角また来て四角!」と声を掛けてやろう。ピタッと決まったら、気持ちいいだろな。
その絵本についていた「付け足し言葉」をパソコンで打ち、ラミネートして便所に貼って、練習しているところです。「付け足し言葉」をパソコンで検索するとたくさんありますが、絵本についてた言葉を紹介します。
おはようごん座衛門
何か用か九日十日
おっと合点承知之助
お茶の子さいさい河童の屁
その手は桑名の焼き蛤
平気の平左衛門
恐れ入谷の鬼子母神
結構毛だらけ猫灰だらけ
しーらんペッタンゴリラ
すいませんねん亀は万年
嘘を築地の御門跡
驚き桃の木山椒の木
あたりき車力のコンコンチキ
さよなら三角また来て四角
ただいま帰ってキタキツネ
心ときめくのがありますか。ビシッ! と決まりそうですか。
では、おじいさん、健闘を祈ります! それと……赤っ恥は自己責任ですのであしからず。