古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

ヤーコンの花が咲きました。

2011年11月14日 04時08分02秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
               
 道子さんが、「ヤーコンがいっぱいつぼみをつけてるよ。花が咲いたらタネに全部の栄養がまわってしまうんじゃないかしら。掘ってしまうか花を摘むかしたようがいいかも。調べてみてよ」というので、ネットで検索してみました。
「ヤーコンの花が咲きました」とうれしそうに書いているブログはありますが、迷惑そうに書いているブログはありません。だから鑑賞すればいいのでしょう。写真はうちの畑のヤーコンです。直径5センチもありません。ヤーコンの葉は大きいのに花は小さいのですね。後ろの木立ちはいつも写真に写っている村の墓地で、クヌギの木ばかり20本ほど。葉が色づきはじめました。
 はじめてこの木立ちを見たのは、不動産屋さんに案内されて土地を見にきた2006年3月でした。気に入った眺めだったので写真に撮り、2L版にプリントしてアルバムにはさんでいました。落葉したクヌギ林と小さい墓石の点在する素朴な墓地。手前にはまだ冬枯れの草原のような畑。「ああ、うららかな春が来たんだなあ」とただそれだけを感じる眺めでした。
 その墓地のそばで畑をつくることになろうとは。自分があくせく人生を切り開くのでなく、だれかに見守られながら、恵まれた田舎暮らしをさせてもらっている気がします。
 大工仕事に時間をとられ、畑仕事がたまっています。きのうの午後は土手の草刈りをしました。土手の肩にはリコリスの濃い緑の葉が出ています。ここは刈らないで、斜面を刈りました。リコリスは葉を刈っても冬の間はまた伸びてきますが、少しでも多く鱗根に栄養をまわしてほしいから。次に草を刈るのは来年の3月になるでしょうか。まだ残っている土手もありますが、それが終れば草刈りはしばらくお休みです。
コメント
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