古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

リコリスが目立つように草を刈りました。

2013年09月11日 04時20分57秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 テレビでリコリス(満珠沙華・彼岸花・あるいは鳥取県中部の呼び名では「舌曲がり」・その他全国に900の「呼び名」がある花です)が咲いたと報じていました。草刈りを急がなくては。
 リコリスは9月中旬からお彼岸にかけて満開になる花とされていますが、近年夏の暑さが強いために、涼しくなるのを待って遅れて咲くようになりました。今年の夏も猛暑でしたから「また遅れて、10月になってから咲くだろう」とナメていたら、このまえの雨で急に涼しくなりました。
 で、きのうはいささか慌てて土手の草を刈りました。
 うちの畑のまわりには500個のリコリスを植えています。4辺170メートルある畑の3辺の土手に。植えて4年目になるのですが、ようやく「ハハーン! 畑をリコリスで縁どりしようと植えたな」とわかる程度に咲くようになりました。
 9月の草刈りを遅くすれば、生えてきたリコリスの頭を刈ってしまうことになります。いまは地面の数センチ下で咲くのを待っているでしょう。
                 
 きのう草刈りをした土手の写真です。植えたときなかった電気柵があり、防草シートがあり、様子は変わっていますがシートの左、土手の肩あたりに満珠沙華の花列がもうすぐ見られるはずです。
 道路沿いの1辺がまだ残っていますので、きょう刈ります。
 きのう、足場の上半分を刈りながら気づいたことがあります。(土手の斜面が長いので途中に足場板をつけています)きのうは草刈り機に混合ガソリンを満タンにして土手に取りついたのですが、そのままの勢いでタンクが空になるまで90分刈りつづけました。リコリスの花道だからていねいに刈ってあげようと思ったのです。
 草刈り機のガソリンが切れたので、軽トラのところに補充に行きました。お茶を飲み、給油しようと体を動かすのですが、全然思うように動かない。
 そうか。「老化した」というのは「疲れたことを認識する感覚」が老化したんだ。草を刈ってる間は惰性でそのまま動くけれど。
 草刈りをやめてゴミ燃やしをしました。
 熱中症になったり、急に倒れたりするのは、「疲れてもう限界だ」と認識するセンサーが老化しているからなんだ。頑張るつもりはなくても、鈍いからついつい働き過ぎてしまうんだ。
 ふだん頑張らないで生きてるぼくが、なんできのうはあんなに頑張ってしまったのだろう。反省しました。
 
コメント
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