古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

空がひろいのはうれしいです。

2013年09月19日 04時33分30秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                 
 台風一過の17日朝5時50分、ウッドデッキから東を向いて撮りました。あと6日で秋分の日。いま太陽の昇ろうとしている、ほんの少し右が真東(まひがし)になります。これから冬至の12月22日まで、日の出は遅くなり、だんだん右に寄ります。そして半年かけてまたこの位置に戻ってきます。
 東の空が広いって、わけもなくうれしいです。
 この景色を見て、「ここに家を建てて住もう」と思ったのは2006年の春3月でした。
 12月4日に引っ越して6年と9ヶ月。裏山の竹藪を切り拓いて木を植え、1反3畝の畑(休耕田)を借りて野菜をつくり、家のまわりでいろいろ大工仕事をして過ごしました。
 古希近くなってから「田舎暮らしをはじめよう」なんて無謀なことを考えず、あのまま街に暮らしていたらいま頃何してるだろう。
 〈趣味=旅行〉といってあちこち出掛けるか。習い事でもはじめるか。音楽会に行き、本を読み、テレビのお守りをし、散歩をし、あちこちの病院にも行き……。何かはしているはずです。
 人生って、いくつになっても、どんなふうにでも、展開するなあ。
 そんな感慨が胸をかすめました。
コメント
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