古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

『ジビエ』(狩猟鳥獣肉)が高級食材になればいいのですが……

2014年02月06日 06時35分46秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのう夕刊を見たら「厄介者をジビエで特産に」という見出しで、鹿やイノシシの肉が取り上げられていました。(朝日新聞)『ジビエ』とは「欧州で食材にする狩猟鳥獣肉」を指すそうです。
 それを高級食材として、鳥取県や長野県が売りだそうとしているんですって。それはまあ、食べる人はどんどん食べたらいいのですが、終わりのほうに「獣が増えて困る」話が書いてあったので紹介します。


 県内(鳥取県)では鹿とイノシシが年1万頭弱捕獲されているが、食肉として利用されているのは7パーセントほど。資源として有効活用したいが、 …… 「販路の確保が重要。今のうちに市場をリードしていきたい」と意気込む。 …… 中略 ……
 国内の鹿の生息数は、2011年度で約325万頭と推定されている。政府は昨年末、10年後に生息数を160万頭に半減させる捕獲目標を掲げたが、現状の捕獲率が維持できても25年度には500万頭に達するとみられている。 …… 中略 …… ただ、捕獲してもほとんどが埋めたり、焼かれたりして命が捨てられている現状に抵抗感を覚える人は多い。 


 生息数が出ているのは鹿ですが、イノシシだって負けないくらい生息しているはずです。それがわが三木市でも田畑を荒らしまわっています。うちの畑もイノシシに荒らされ、去年はカボチャや「安納芋」がこっぴどくやられました。今年は電気柵を設置しているのでいまのところ「セーフ」ですが、いつまでも大丈夫ではないでしょう。
 おととし丹後半島をグルッとまわるドライブをしたとき、電気柵を見かけました。うちの畑ではアライグマを防ぐねらいもあって、地上から20センチ間隔に3本の電線を張っています。(地上60センチの高さになる)ふつうはイノシシ防止の電気柵で2段に張ってあります。(地上40センチ)
 丹後半島の先端で見た電気柵には8本の電線が張ってありました。地上160センチの高さになります。鹿や猿を締め出すための柵なのでしょう。
 狩猟のできる猟師は高齢になってやめていくし、動物に荒らされて耕作放棄する田畑は増えるし。
 
 鹿肉・猪肉を食べたら内臓脂肪も皮下脂肪もグーンと減ってスマートになる。
 そんな研究が発表されたらいっぺんに解決するかなあ。
コメント
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