古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

ああ、夜盗虫。そしてアライグマ。

2019年05月24日 03時10分28秒 | 古希からの田舎暮らし
 道子さんが前の畑から遅く帰ってきました。
「夜盗虫がすごい! エンドウの元気がないと思ったら、葉っぱを食べ荒らしてる。エンドウの根元をほじくって、夜盗虫を何十匹とハサミで切ってた」
 夜盗虫か。久しぶりに聞く。大食漢で大きな糞をして、蛾になる。ぼくも退治に協力しよう。
 夜盗虫は夜でないと出てきません。昼は畑の野菜や作物の根元にもぐっています。午後8時過ぎに二人で懐中電灯を持って、畑に行きました。
 おるおる。葉っぱを喰っとる。
 エンドウの葉は食べてしまったので、となりのタマネギの葉を食い荒らしています。タマネギはもうじき抜くので葉っぱを喰われてもいいけど、夜盗虫はすぐ蛾になってまた卵を生む。それにイチゴのネットハウスにも侵入する勢いだ。
 道子さんは懐中電灯で夜盗虫を見つけ、ピンセットでつまむ。ぼくは夜盗虫を入れるペットボトルを持ってついていく。
 20分ほどで、数十匹はとったでしょうか。いまは、明日も出動する気でいます。

 アライグマはイチゴ・ネットハウスから完全に閉め出されて、悔し涙でイチゴのにおいをかいでいるでしょうか。でも捕まえたい。〈まえのうらみ〉を少しでも晴らしたい。
 市の農業振興課に行って、檻を借りてきました。
 昨夜は、檻にイチゴを入れて、檻を仕掛けました。明日の朝がたのしみです。
 きのう檻を借りるとき、市の若い職員はずいぶんやさしかったです。
 檻を受け取ろうとしたら、「ぼくが自動車まで持っていきます」と持ってくれるし、軽トラに積んで運転席に乗ったら、車を出すまで見守ってくれるし、恐縮しました。
 でもあれは「丁寧で優しい」のではなくて、足を引きずって歩くぼくが「運転ミスをしないか」不安だったからでしょう。そんな心配をかけて申し訳ありません。
コメント
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