古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

お墓をどうするか。思案しています。

2019年07月10日 02時42分48秒 | 古希からの田舎暮らし
 我が家のお墓は、現在神戸市北区の霊園にあります。
 郷里は鳥取県です。敗戦後間もなく3歳で亡くなった妹のお墓は、鳥取市の郊外にありました。母は鳥取まで汽車に乗って墓参りに行っていました。
 昭和56年(1981年)神戸で暮らすことになった母は、お墓も神戸に移すことにしました。それが現在のお墓です。お彼岸やお盆には、ぼくが車で墓参りに連れていきました。1997年、父が行年89歳で亡くなり、お墓に遺骨をおさめました。
 三木市に引っ越してからは、道子さんとぼくだけで墓参りをして、母にはお墓の写真を仏壇に置いて拝んでもらいました。しかしぼくらも寄る年波で、お彼岸/お盆/の墓参りはおぼつかなくなりました。
 2017年に独り暮らしをしていた弟が急死し(行年68歳)、今年の3月には母が亡くなりました。(行年107歳)お墓に納骨してもお参りはおぼつかない。ぐずぐずしておりました。
 霊園には車で40分かかります。お彼岸やお盆の墓参りをするのは82歳になるぼくには不安です。「永代供養をお願いしたい」とこの数年ずっと気に掛けていました。
 きのう数年ぶりに霊園に出掛けて、永代供養の話をききました。いまのお墓を「墓仕舞い」して永代供養をしてもらう。妹/父/弟/母/の生きた証として墓標が残るようにする。毎月拝んで供養してもらえる。ぼくらは遠く仏壇にむかって拝む。
 そんなことになりそうです。

 では道子さんやぼくはどうするか。そう遠くない〈いつか〉かならず直面します。しかしまだはっきりした考えはありません。
 でも父母の永代供養を具体的に考える機会になり、一歩まえに踏み出した気持ちです。
 
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