古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

手術前の最後の草刈りをしました。

2019年07月20日 18時37分28秒 | 古希からの田舎暮らし
 手術前の2日間は昼寝三昧のぐうたら時間にします。手術に備えて体力を温存し、疲労をとっておくつもりです。今日土曜日はその前日で、最後の働きをしました。
 裏山の芝生の草刈りをしました。

 芝生刈り機では全然ダメです。地面から少し浮かせる〈ジズライザー〉もつけないで、地面すれすれに鋸歯で刈りました。芝生を刈るときは同じところを一往復半します。芝生は逆目に刈らないときれいになりません。時間はかかりましたがスッキリしました。次は8月のお盆過ぎには刈れるかな。
 前の畑の大豆/黒豆/の土寄せは道子さんにまかせました。ぼくは膝を曲げて土寄せをするのは、いまは無理です。手で土を寄せていくとカナブンの幼虫がいっぱい出てくるそうです。かなわんなあ。
 前の畑で勢いよく伸びているのは胡麻です。道子さんはどんなことがあっても〈金胡麻〉はつくることにしています。ゴマは生長がはやく、勢いがあります。ゴマの根を見たことがありますか。細かいヒゲのような根が大きな塊りになって土を抱えています。ゴマの根を片付けるには、コンクリートブロックを持ってくる ⇒ 根を掘り出す ⇒ 根をブロックに叩きつけて土を落とす ⇒ 根を燃やす。
 胡麻は土から栄養を吸い尽くす植物です。だから体にいいのでしょうか。

 胡麻の花の写真です。花のあとにサヤができて、中に胡麻ができます。
 道子さんは、本で勉強して「竹藪をやっつけるには蕎麦がいい」と学んだそうです。蕎麦の種を注文しました。竹藪は竹を伐って根を掘ってもあとに笹が生えたり、なかなか根絶やしにできません。蕎麦は生長がはやい。先日播いた蕎麦が芽を出しています。

 これが笹をやっつけてくれるとうれしいけど。
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アライグマは頑張ってます。

2019年07月20日 04時34分00秒 | 古希からの田舎暮らし
 道子さんが「前の畑の柵沿いに植えたスイカがアライグマに食われた」ことは書きました。
 三木の平井山あたりから畑づくりに来ている〈お隣りさん〉は狩猟免許を持っている、動物にくわしい人です。彼は去年スイカを20個もつくりました。一個持ち帰って食べたら「実にうまかった」。残りのスイカもたのしみにして翌日来てみたら「全部アライグマに食われていた」という被害にあった人です。
 今年は畑のまわりを金網で囲い「鉄条網を3段張り」してスイカを作りました。
 隣りの畑はどうだったか。
 食われました。鉄条網は乗り越えてしまう。
 ではアライグマに勝利をおさめた人はだれでしょう。 …… ワタクシです。
 イチゴは完璧に守られました。一粒もあげませんでした。捨てるイチゴを檻に入れて、大きなアライグマをつかまえました。いままでに5匹捕まえたことがあります。あれは一番大きくて大親分級でした。
 北隣りの畑は、震災前から野菜をつくっています。神戸市長田からやってくる大ベテランです。今年もスイカづくりをして、いま動物ネットをかぶせています。さあ、アライグマの目をのがれられたか。

 きのうは一日雨。入院の荷物を準備して、スマホのお店に寄ったり、買い物をしたり。「準備万端」です。夜中(2時半ごろ)にブログを書いてたら停電になりました。「うちだけか?」と窓をのぞいたら、口吉川町全部が停電です。それもかなり長い時間。寝床に入って寝てしまい、起きてみたら電気が来ていました。
 北朝鮮は毎日停電になるそうです。というか電気の来る時間が少ない。大変です。高層アパートでは水も出にくいし。そんな国がまだ多い。私たちは人類の歴史上いちばん便利な生活をしているのでしょうね。まえに南米の紀行記を読んだとき、こんな文に出会いました。
 アタカマ高地の山奥の家を訪ねたとき。
「学校では紙を配るが、家には持ち帰らせない。珍しいので生徒が持ってこなくなる」
 新聞の折り込み広告を片付けながら、この文を思い出すことがあります。
                                
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