福地池をまわって、軽トラで「ツクシ摘み」に行こうとしたら。ヌートリアくんが道を横切っていました。久しぶりに見ました。九文小池と福地池を行ったり来たりしているのでしょう。
人間に恐怖心/敵がい心をもたないヌートリアですね。近寄って写真を撮ってもじっとしています。
思い出すなー。
1995年。神戸に地震のあった年(1月17日)の4月、ぼくは明石の中学から、丹波の今田町立今田中学校に転勤しました。篠山にアパートを借り、車で通勤しました。久しぶりの田舎がうれしくて、休みの日にはあちこち田舎の景色を見てまわりました。
夕方車塚古墳に行ってみました。お濠にかこまれた、宮内庁管理の立派な古墳です。しばらく見とれていると、お濠の水面を動いている動物がいます。
「あの動物はなんだ! ビーバーみたいなものが泳いでる」
学校できいて「ヌートリア」というネズミを教えてもらいました。はじめてきく名前です。夕方のお濠を静かに泳ぎ、岸辺でじっと瞑想にふけるような姿に魅せられて、毎夕のように見に行きました。
ヌートリアが好きになり、よその人に存在を教えたくなりましたが、三木市の田舎で畑をつくるようになると、ヌートリアの被害にあい、檻を仕掛けて捕まえては市役所に突きだしました。
いろいろあったけど、久しぶりのヌートリアくん。
昨日、道子さんはツクシがいっぱい生えているところを見つけました。
平らな草原で、いいツクシが生えてます。
摘んで帰って佃煮にしました。「今日も摘みに行きたい」というので軽トラで出掛けました。そしていっぱい摘みました。
あとの仕事が大変だ。