古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

即身成仏するかなー

2009年04月15日 22時08分35秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 去年4月と同じ橋を今年4月に写した写真です。孫たちが橋から落ちないように柵をつけました。道子さんは畑のあちこちに花を植え、橋の上にもチューリップを植えています。そして大きな変化は蛇アパートの閉鎖です。写真ではわかりにくいですが、蛇の入りそうなブロックの穴は全部セメントでふさぎました。
 アパートを閉鎖しようと決意するまでにはずいぶん悩みました。蛇さんに全部出てもらってからセメントでふさぐか。それとも蛇さんがアパートで冬眠している間にとじ込めてしまうか。春になって冬眠から目覚め、外に出ようとしても出口がない。あちこち出口をさがして這いずりまわる。体力を使いはたし、恨みを残して死ぬ。アパートの中でミイラになる。蛇さんは即身成仏できるだろうか。
 だれに相談するわけにもいかず一人で何日も悩んで、結局夏にセメント工事をしました。つまり締め出すことにしたのです。やっぱりとじ込めるというのは気持ちがよくない。
 それでもシマヘビの大家さんはこの橋を我が家と思うらしく、アパートの前によく寝そべっていました。そのたびに棒や石で追い払うのは苦手です。できれば顔を見たら自分からさり気なく立ち去ってほしい。そこでちょっとだけ痛い目にあってもらおうと畑の土くれをつかんで投げました。しばらく平気な顔で寝そべっていましたが、それでもバラバラと投げ続けると、あわてて橋の下にもぐろうとします。しかし入口はありません。全部ふさいだから。
 どこに行くかと見ていると、橋の下にわずかな穴を見つけて入っていきます。以前のように出入り自由ではないけど、窮屈でもここから出入りしていたのだろうか。
 この最後の一穴はふさぐ気になれず、そのままにしてます。
 
 
 
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