燃やそうと畑の墨に積んでいたトマトの茎から、白い根が出ています。何もない茎からこんなにたくさん発根するのか。トマトのたくましさには感心します。
サツマイモを試掘しました。カナブンの幼虫がかじってる芋があり、早めに掘ったほうがよさそうです。出来具合はまあまあか。
① 安納芋 …… 例年のようによくできています。去年はイノシシにこっぴどくやられました。ことしは無事です。でもカナブンの幼虫は容赦してくれません。
② ベニハルカ …… 「安納芋よりハルカにうまい」と苗屋さんが自惚れてつけた名前ですが、クリーミーな甘さは安納芋とチョボチョボです。ただ試掘した限りでは芋の出来具合がよくない。それに行儀がわるい。つまり畝の中央にかたまるのでなく深いところにできたり畝の横のほうにできたりで、掘るのに苦労しそうです。
③ ナルトキントキ・ベニアズマ …… ナルトキントキは「ベニキントキ」という呼び名もあるそうで、二つは同じような色と食感です。まだ大きくなっているとはいえませんが、もう焼き芋や天ぷらなどの料理に使えます。ふつうの出来具合。
④ タマユタカ …… 干し芋用というのではじめて植えてみました。茨城県ではサツマイモは7割この品種を植えるそうですが、甘さはイマイチとか。だから10本植えただけです。まだ掘ってないし期待もしてません。タマユタカくん、ゴメンね。
しかし名前はよくありませんな。「タマユタカ」って大豆の品種みたい。どうだ、改名しないかね?
さて、芋を掘ればツルを処分しなければなりません。
いままでサツマイモのツルは「押切り」で切り刻んで畑に梳き込んだこともありますが、燃やして処分するのが一番簡単です。でもなかなか乾かないし燃えにくい。だから生のツルを竹や材木を燃料にして一気に燃やします。その前に〈刈った草・トマトの茎・スイカやカボチャのツル〉など燃やすものが山ほどあり、雨が降る前に片づけようと毎日燃やしています。