Ｊ２の心得

レッズ、ガンバサポからジュビロサポに送る「Ｊ２の心得」


　レッズとガンバのサポーターから来季の降格が決まったジュビロサポに対しての心得なるものが記事になってました。私はＪ１時代のセレッソしか見たことないので、Ｊ２がどんなもんかは分らないのですが、壮絶らしいですね。


　まず、よく言われるのが選手流出。Ｊ２では地上波の中継もほぼローカル局でしか見込めないんで、どうしてもスポンサーがつきにくくなります。したがって、財政面で苦戦は必至。それにより、選手の年俸が削られてしまうという事態に陥ります。すると、高額な年俸が必要な主力選手の他チーム流出は免れないですね。今野と遠藤はよく残ったなと思います。伊野波は早々に離脱したのに。


　続いて、戦い方の違い。Ｊ１から降格してきたチームに対して、ひと泡吹かせてやろうというＪ２のクラブは少なからずあると思います。古今東西、格下が格上に勝つ試合でよく見るのはガチガチに守って、カウンターで一発という感じ。しかも、降格チームに日本代表クラスがいた日には、サポの数も増えて完全アウェーになることも珍しくないとか。これはやりにくいでしょうね。


　あとは、移動距離の長さと試合数の多さ。Ｊ１は18チーム34節に対し、Ｊ２は２２チームなので合計42節あります。しかも北は札幌から南は熊本や大分までと非常に移動距離が長い。Ｊ１に大都市圏のクラブが多数在籍しているのに比べ、どちらかといえば地方が多いのが実情。しかも水曜も試合が普通に開催される。疲労は半端ないでしょうね。ナビスコも無いし。



　レッズは13年前に降格してから１年で復帰、しかも優勝争いに加わるチームになりました。ＡＣＬも獲りましたしね。ガンバは今季ですが、こちらもＡＣＬ獲得の実績を持ってます。ここには出てきてませんが、レイソルもＪ２優勝の翌年にＪ１獲ってます。ジュビロも負けず劣らずの名門なので、Ｊ２の経験で大化けして帰ってくるかもしれません。