かなり曲解してるな

鬼の編集者・鳥嶋和彦が「FFはクソゲー」発言!? 坂口博信は「マシリトにほめられた気がする」と大人な対応


　数日前に記事になった、元ジャンプ編集長のDr.マシリトこと鳥嶋和彦のＦＦに対する発言。


「あれだけの最先端の才能を集めながら、子どもたちにどう遊ばせるかのアイディアが何もない。ドキドキさせるものがない。新しいものを生み出せていない」
「今の『FF』を見てみればわかるでしょ。もはやスイッチを押しながら映画を見ているだけであって、ゲームとしては完全にクソゲーじゃん」


　結構過激な発言ではありますが、一部を抜き出して「ＦＦはクソゲー」ってとこだけをフィーチャーするのはどうかと思いますがね。発言内容をちゃんと読めば、「今のＦＦがダメ」ってことですね。坂口ディレクターが怒らないのは当然のことだと思います。化け物的セールスを記録していた昔のＦＦではなくて、今のＦＦですからね。


　それはファンの反応を見れば明らかで、賛同の声が多く挙がっているところから、ユーザーも同じ思いを抱いているんだなと分かります。私も今のゲームはとんとやらなくなりましたが、スパーガーデンなどでＳＦＣをプレーするとやっぱ面白いなと思いますからね。「グラフィックやエフェクトはそこまで重要じゃなくて、大事なのはシナリオやシステム」と考える人が多いんじゃないかな？



　今はオンラインやスマホ、wi-fiなどで通信プレーが主流となっている感がありますが、ＲＰＧや戦略シミュレーションなんかはやっぱりそのソフトだけで完結するスタンドアローンなモノの方がいいんじゃないかと思いますね。「クリアしてからのやりこみ」ってのも良いとは思いますが、「何周も遊べるゲーム」ってのがやっぱ名作になるんじゃないかと思います。