トム・ハンクス主演、スティーブン・スピルバーグ監督の映画、『ターミナル』のDVDを観ました!
アメリカのJFK空港に降り立った一人の外国人(トム・ハンクス)が、故国のクーデター騒ぎで持っていたパスポートが無効になってしまい、空港に足止めされてしまうという、一種の「ロビンソン・クルーソー」のようなお話☆
ターミナルから出ることを禁じられ、自分の国のお金も使えず、言葉さえ通じない環境で、ひたすら待ち続けるトム・ハンクス。改装中の待合室を見つけて寝泊りし、トイレの洗面台で体を洗い、テレビやパンフレットで英語を学ぶ。はじめは無人島に流れついたかのように右も左もわからなかった彼が、しだいに安定した生活(笑)を築き、空港で働く人々と知り合いになっていく過程が楽しいです♪
空港側は彼がさっさとターミナルから逃げ出して、不法入国で捕まってくれればいいと思っているのに、ひたすら待ち続けるトム・ハンクス。その内英語もしゃべれるようになり、サービス係りの恋の相談に乗ってあげたり(食料と交換で♪)、不倫中の美人スチュワーデス(フライト・アテンダント)といい感じになったりもします☆(キャサリン・ゼタ=ジョーンズがヒロイン役♪)彼女とのデートのために、空港の中に作ってしまうレストラン(ウエイターは仲良くなった清掃員に荷物運搬人にフード・サービス係♪)のシーンが可笑しいったら!
この恋に行方も気になるところ☆
彼がいつもしっかり抱えている謎のピーナッツ缶。その中には、彼がアメリカにやって来た理由が詰め込まれていて、そのためにはどうしてもニューヨークに行かなければならない。この場面では思わず目頭が熱くなってしまいました♪ いいぞ、トム・ハンクス! スピルバーグ!!
はたして、彼はターミナルから出ることができるのか?
悪いけど、この間の『宇宙戦争』よりよっぽど良かったです☆
こういう映画もっと撮ってくれないかな~(^^)