うちの工場は24時間体制。
といっても深夜の2時3時になるとさすがに人も少なくなるので、使っていないところは節電のため照明を消したりしています。
だだっ広い倉庫で一人きりで作業していると、工場の雑音がたまに人の話し声に聞こえたりして、思わず人影を探したりしちゃいますが、きっと気のせいに違いないとできるだけ怖い想像をしないようにしています。
実は今朝(深夜の2時ごろ)のこと。
いつものように一人で作業するために倉庫のドアを開けたら、雑音に混じってすごく小っちゃい女の子の話し声みたいなものが聞こえたんですね。まあ、いつものことだし、怖いと思うから何でも人の声に聞こえちゃうんだろうと、気にせず作業を続けたんですが、朝の8時になって昼勤の子が出社してくると、「この工場出ますよね~」という話題に。
まあ、どこの学校や職場でもその手の話はあるものだから、気にせず話を聞いていると、ずっと同じシフトで、昨日の夜から今朝まで二人一組のチームとして一緒に働いていた同僚のSさんが「声はするよね。女の子の話し声みたいなのが」と一言。
…え!? 何を言い出すんだ? そんなこと今まで一度も言ったことなかったじゃん? と、ちょっと動揺しながら、とりあえず何も言わずにSさんの話を聞いてみると、自分が聞いた場所とまったく同じで、声も小さな女の子の話し声。
思わず「あ、それ同じ!」と口に出していました。
聞いてたんなら早く言ってくれればいいのに~
でも隣で働いている人が同じような声を聞いていてちょっと安心。そうか、自分だけじゃなかったんだ、幻聴かと思った、よかったよかった、と妙なところで安堵のため息をついてしまいました☆
昼勤の子は「やっぱり」という顔で、絶対あの倉庫には深夜は一人では行かないと断言してましたけど。
ま、真偽のほどはわかりません。怖いと思うからそう聞こえたり見えたりするだけかも知れませんし。でも、………実は今夜も夜勤なんですよね。
ちょっとやだなぁ~