映画館で観て来ました♪
梨木香歩さん原作、長崎俊一監督の映画、『西の魔女が死んだ』☆
主演はこれが映画初出演の13歳、高橋真悠。
”西の魔女”ことあばあちゃんには、シャーリー・マクレーンを母に持つ、女優サチ・パーカー。
他に、りょう、大森南朋、高橋克実、木村祐一、などが出演しています♪
学校に通えなくなった中学生の女の子が、ママのママ、イギリス人のおばあちゃんのもとで暮すひと月あまりの物語。
”西の魔女”と呼ばれるおばあちゃん。はじまったのは”魔女修行”
魔女の修行で一番大切なことは、自分のことは自分で決めるってこと。
そして規則正しい生活!
美しい森の中で、野菜を育て、野イチゴのジャムを作り、料理、掃除、洗濯、身の回りの何もかもを自分ですることになる主人公のまい。
初めはサチ・パーカーさんの丁寧な日本語にとまどい、木村祐一の濃いキャラクターがしっくりこなかったのですが、映画がすすむにつれて、サチ・パーカーさんの丁寧なしゃべり方が、すごく心に響いてきました!
とにかく舞台となった”おばあちゃんの家”がとっても素敵で、緑に囲まれていて、登場するサンドウィッチや野イチゴのジャムや、クッキーや、ホウレン草のキッシュなんていう食べ物のなんて美味しそうなこと♪
映画館はけっこう暑かったのですが、映画に引き込まれて、つい何度も何度も森の空気を深呼吸してしまいました☆
とても静かな映画です。
とてもあたたかい映画です。
世の中に、いろいろな価値観があって、いろいろな生き方があるだろうけれど、自分は、まいとおばあちゃんの方に居たいと思いました。
どんなに傷つきやすくても。どんなに涙を流すことになっても。
まいのママが、”西の魔女”と最後のお別れをするシーンでは、もう胸にグッときてしまって、しかも映画館のあちこちで涙ぐむ人が続出したので、その雰囲気にさらにもらい泣き状態になってしまい、大変なことになってしまいました。
ハンカチはかかせない映画です。
ホントに、いいお話でした。