映画を2本レンタルして来ました。
一本はキアヌ・リーブス主演『地球が静止する日』
もう一本はディズニーの『ウォーリー』
『ウォーリー』はオススメです☆
どちらもSF映画。
今回の『地球が静止する日』は、実は1951年にロバート・ワイズ監督によって撮られた映画のリメイク作品。
宇宙人が地球人に警告を与えにやって来るというストーリーは同じですが、前作が人類に核兵器を廃絶するよう警告したのに対して、今回は人類の活動そのものから地球の環境を守るために、最後の通告に宇宙人がやって来ます。
監督はスコット・デリクソン。
人類に接触する宇宙人”クラトゥ”役にキアヌ・リーブス。
未知なるものに対して、人類がどんな対応をとるのか。環境を破壊し続ける愚かな人類は、はたして変わることができるのかがテーマ。
一方『ウォーリー』は、環境が破壊つくされて、ついに人類が住めなくなってしまった未来が舞台。
人類が地球を離れて700年。地球に残されたゴミ処理ロボット”ウォーリー”が主人公。
環境問題もテーマとしてあるにはありますが、ウォーリーのコミカルな動きと、真っ白なロボット”イヴ”に恋する健気なウォーリーにストーリーは引っ張られ、結果として環境問題も心に残るというにくい演出!
とにかくロボットなのに細かい感情の表現をするウォーリーとイヴをただただ見ているだけで楽しいです。
監督は『ファインディング・ニモ』のアンドリュー・スタントン。
SF映画ですが、この映画はきっとラブストーリーです♪
もてない男子諸君必見!
自分の”家”に初めてイヴを連れて来た時のウォーリーのはしゃぎようったら。
何とか気を引こうと、アレコレ出してきて見せたりおどけたり♪
イヴがまたいい味出していて、初めはウォーリーにつれない態度をとっておきながら、これがかなりのジャジャ馬!
時に恋人みたいだったり、時に子どもをしかる母親みたいだったり。
イヴの方が空も飛べて性能はウォーリーと段違い。
それでもウォーリーは不器用ながら、イヴのことを心配し、何とか力になろうと頑張ります。
はたしてウォーリーの気持は伝わるのか?
イヴにあたえられた任務とは?
ゴミに埋もれた地球は?
700年間地球を離れていた人々。
明かされる真実。
でもその時…
ウォーリー~~~!!!
どこか『地球が静止する日』と似通ったテーマがあるのですが、全然『ウォーリー』の方が出来がいいです!!
『地球が静止する…』が北風なら、『ウォーリー』は太陽といった感じ。
前者が答えを観客に丸投げしているのに対して、『ウォーリー』はエンディングのスタッフロールを使って、うまく希望のあるラストシーンを描いています。
『2001年宇宙の旅』とか『スタートレック』を彷彿とさせるネタも登場して、SFファンへのサービスも忘れていないし、なにより、子どもから大人まで楽しめる映画に仕上がっているのがいい。
私は家で映画を観ていても、いい映画を観た時は思わず拍手をしてしまいます。
見終わったあと、思わず拍手してしまいました。
『ウォーリー』いい映画でした☆