実質的に日本の総理大臣を決める選挙。
民主党の党首選挙が行われました。
現職の管直人総理大臣と、小沢一郎の一騎打ち。
結果は管直人総理大臣の圧勝で、続投が決定しました。
地方議員と党員サポーターの票の多くが小沢一郎ではなく管直人に集まったのが大きかったようです。
個人的には小沢一郎が党首にならなくてホッとしてますが、為替市場は小沢一郎が党首になったら為替介入など積極的な政策が打たれると期待して円安方向に向かうとの予測が流れていたので、管直人総理大臣の続投が決まったことでさらなる円高方向に。
結果発表直後は 1ドル=83.07円 まで。
9月14日23時50分現在では、 1ドル=82円台後半まで円高が進んでいます。
15年ぶりの円高水準。
…記者会見で自分のことばっかりじゃなく、「為替介入します」くらいのことを言って欲しかったなぁ。
いよいよ82円台をつけたことで、日本経済のお尻に火がついた感じ。
このまま更なる円高が進むのか、いよいよ重い腰を上げて民主党政府、日銀が為替介入に踏み切るのか、今週は目が離せない展開になりそうです。
そういえばリーマン・ショックも9月だったし、9.11のテロも9月。
9月って何かあるのかな?
日本の総理大臣がこれほど影響力があるというのは正直ビックリですが、今の政権にはいまいち危機感が感じられません。
個人的にはそろそろ円安方向に向かって欲しいところ。
でもこればっかりは誰にもわかりませんからね。
FX(外国為替証拠金取引)も慎重に行いたいと思います。