上善如水

ホークの観察日記

最近の政治経済って夢がないよね

2016-06-27 15:42:39 | 国際・政治

英国のEU(欧州連合)離脱を問う国民投票、僅差でEU離脱が決まりましたね!

即日英国のキャメロン首相が退任を発表。

その影響で為替相場も大きく動き一時1ドル99円台に。

その後102円前後に戻りましたが、今回離脱が決まっただけでEUとの交渉はこれから始まります。

日本もそうですけど、EUと取引の多い中国や米国にも影響は出るんじゃないでしょうか。

世界経済はどうなるのか、まぁ、こればっかりは誰にもわかりませんね。

ただ第二次世界大戦後、二度と戦争を繰り返さないために始まった欧州連合が、英国という大きな国の脱退で瓦解してしまわないか心配です。

経済が低迷すると短絡的にナショナリズムが台頭して政治家は国民を煽って人気を取ろうとしますからね。

政治家はお金がないお金がないといって社会保障をどんどん削減していますが、江戸時代にも財政が悪化したことがあって、そういう時は「質素・倹約」が奨励され、上に立つ者が率先して見本を見せました。

しかし現代では「トップが二流のホテルに泊まりますか? 恥ずかしいでしょ?」とどこかの知事が会見で答える始末。

ロンドン、パリを訪れた海外出張費は合計五千万円だそうですよ。

家族旅行の宿泊代も税金で落としたのではと疑惑も持たれました。まぁ、やっと辞任しましたけどね。

やれやれ。

 

国境なんてなくなって、いろんな国の人が人種、言語の違いを乗り越えて一緒に暮らせる未来を描いたマンガをドキドキしながら読んでいたコスモポリタンの私としては、英国のEU離脱は残念でした。

今回の国民投票にはシリア難民問題も大きく影響したとのこと。

違う価値観、違う文化を許容することは難しいのかな。