上善如水

ホークの観察日記

夜勤 救急車 スピーチロック

2017-01-26 23:38:48 | お弁当

1月25日(水)のお弁当。

 

 

・豚肉の生姜焼き

・玉子焼き

・きんぴらごぼう

・ブロッコリー

・鮭ふりかけ

 

夜勤中に利用者さんが救急外来へ。

ちょっと緊張しましたが、その日のうちに現状維持で戻ってくることができました。

現状維持というのは微妙な感じに受け取られるかも知れませんが、「医療ではもう何もできることはありません」という利用者さんもいる中、現状維持でも御の字なのです。

 

それで安心していたら、早朝、他のフロアの利用者さんが急変、救急車を呼ぶことに!

夜勤中は介護員4人で100人の利用者さんを担当しています。

といってもフロアごとに分かれているので、いつもは基本1人で25人の利用者さんを担当。

急変した利用者さんを担当する介護員が看護師に電話したり救急車を呼んでいる間に他の介護員が急変者を看て、他の利用者に対応しました。

急変で生死の境をさまよっている利用者さんがいる傍らで、そんなことは理解できない認知症のお年寄りがナースコールを鳴らしてきます。

駆けつけてみると「トイレ連れてって」とか「TVのリモコン取って」とか「話を聞いて欲しい」といった内容。

もちろんそれも大切なことだと頭ではわかっていても、ついつい心の中でため息が。

徘徊や車椅子からの立ち上がりのある利用者さんに対しても、転倒の危険性があるので目を離すわけにはいきません。

「ちょっと待って」「後にして」なんて言葉はスピーチロック、いわゆる言葉の拘束や介護放棄につながりかねないので注意しないと虐待になります。

もちろんドアに鍵をかけるとか、車椅子から立ち上がらないようにするなどの行為は、虐待、拘束になるため絶対にしてはいけません。

 

もう、もうね。大変なんです。

 

その大変さを利用者さんに見せるわけにもいかないのがまた大変。

毎日いろんなことが起こりますが、しばらく平和な夜勤が続いていたのでどっと疲れました。

 

介護員の詰め所に入ると「ホークさん、すごく疲れた顔してますよ」と出勤してきた同僚に声をかけられるくらい(苦笑)

「もう大変だったんです!」

とグチを言えて共感もしてくれる同僚は本当にありがたい存在です。

ともかく、他に転倒や転落、誤嚥などの事故が起きなくて良かった。

 

夜勤明けで夕方まで眠って、明日はお休み。

さあ、明日はたっぷり骨休めするぞ!!