朝から洗濯して部屋を片付けて掃除機かけて買い物に2回行って、明日のお弁当の下ごしらえしてご飯セットして、少しだけ介福の勉強して、ようやく落ち着いてPCの前に座ることができました。
このところ家に帰っても疲れ果てていて、なかなかブログを書く余裕がなかった・・・
風邪を引いて38℃の熱が出たり、親知らずを抜いたり、健康診断に引っかかったり。
施設から深夜抜け出した利用者さんがいて警察呼んだり(無事見つかりました)、忘年会があったり(みんなグチしか言わない笑)、立て続けに利用者さんが亡くなったりして、体力的にも精神的にもしんどかった〜
職員さんによって介護に対する考え方も様々。
私は外出や行事に出来るだけ参加して欲しいと思うのだけれど(もちろん体調をみて)、「人数が多いと職員の負担が増えるでしょ!」と面と向かって言われちゃうし(もちろん見守りできる人数に限界があるのはわかります)
利用者さんの行動に職員が寄り添うんじゃなくて、職員の(会社の)都合で利用者さんが動かされているのも疑問。
それって全然利用者本位でも自立でもないよね?
時間も人も足りない現状はわかっているけれど、したくてもできないのと、する必要を感じていない、じゃまったく違うと思うから。
介護福祉士の勉強していると、建前と現場の違いがよりくっきりわかってしまいます。
政府は約1,000億円規模の財源を投入し、勤続10年以上の介護福祉士に平均して月額8万円相当の賃上げを行う(2019年)という加算案を閣議決定しましたが、個人的な経験でいうと、10年以上のベテランさんに多いんですよね、「職員の負担」を口にする職員さん。
利用者にサービスの選択権がなかった措置制度から現在の自立支援を目的とした介護保険制度に変わったのが2000年ですから、まだまだベテランさんの中には昔の措置制度時代を引きずっている人がいるような気がします(お役人の中にもね)
う〜ん、政府のいう勤務10年以上て、どんな基準なんだろう? 勤続年数の多い人にはそれなりの賃金を、てこと? まさか「質の高い介護士」て基準じゃないよね??
もちろん大多数のベテランさんは頼れる先輩に違いないんですが。
また今年2017年11月から法律が変わり、技能実習生の介護職への受け入れが可能になりましたね。
外国人でも介護福祉士の国家試験に合格すれば最長5年の実習期間終了後、いったん帰国して介護の在留資格で再入国すれば、無期限で働き続けられるようになります。3年以上介護現場での実務を経験した留学生についても、国家試験に合格すれば在留資格がOKに。
個人的に技能実習生て制度自体が「安い賃金で外国人を労働力として使う」みたいなイメージなので、ちゃんと日本人と同じ給料がもらえるのか心配です(日本語の国家試験に合格しなくちゃいけないだけでも大変そう)
政府はこれで介護現場の人手不足が解消されると本気で思っているのかな?
あぁ、やっぱりまたグチになってしまった。
先月亡くなった利用者さん。
その方はコーヒーが好きということで、今年の中旬、喫茶店に一緒に外出したんですよね。
本当はその方はベテランさんにいわせると「順番じゃない」そうなんですが(順番といってもベテランさんたちが勝手に決めている暗黙のルールてやつ)、自分がその日の外出担当だったので何とかかいくぐって連れ出しました。
もちろんその数ヶ月後に亡くなるなんて思ってもみませんでしたが、今思うとそれがその方の生涯最後の喫茶店になりました。
亡くなったのは残念ですが、あの時思い切って外出して良かった。
コーヒーを美味しい美味しいといいながら、昔話をずっとしゃべっていたのを思い出します。
まだまだしたくてもできないことはたくさんありますが、自分自身、後悔することが少ないように、やれることはやっておかないと。
そのうち、なんてあるかどうかもわからない、そういう職場なんだと実感しています。