2019年第22回介護支援専門員実務研修受講試験の合格者が先日発表されましたね。
いわゆるケアマネ試験。
今年は台風19号の影響で1都12県で試験が延期になるというハプニングもありました。
受験者数は試験を実施した34道府県で前回より1218人少ない3万378人。
そのうち合格者は5644人で、3116人だった前回より2528人増え、合格率は18.6%(速報値)。
前回は過去最低の10.1%だったので前回に比べたら合格率は上がっていますが、延期になった首都圏の合格者を合わせたとしても、おそらく合格率は20%前後という相変わらず狭き門です。ちなみに再試験は来年3月8日が予定されています。
とりあえず、合格した皆さま、おめでとうございます。
しかし合格してもまだケアマネではありません。これから「介護支援専門員実務研修」をまたお金を払って受けなければなりません。
それが修了しても「介護支援専門員資格登録簿への登録申請」「介護支援専門員証の交付申請」が待っています。
これにももちろん手数料や写真などが必要になります。
介護支援専門員証が交付されて初めてケアマネを名乗ることができるわけです。
この課金システム、けっこうえぐいです。
どれだけ安月給の介護員からお金を搾り取るの? って感じです。
消費税を10%に上げて社会福祉の財源にしますとかいっておいて、75歳以上の後期高齢者の医療機関での窓口負担を現行の原則1割から2割へ引き上げる案が出ていたり、「後期高齢者医療制度」の年間保険料も来年度から上限が2万円引き上げるという案が出ていたりと、社会福祉の負担はますます増えるばかり。少子化もますます進み、なかなか出口が見えませんね。
私は今年も大晦日と元日は夜勤になったので施設で迎えることになりました。
初日の出を見るヒマはなさそうですが、無事に新年を迎えられたらそれでいいや。
どうか事故や急変が起きませんように。
くちこは、受けていないので、取得したまま、一日も使うことなく休止しています・・・
ご無事な年末年始を祈念しています。
うちの職場にもケアマネの資格を取っても研修にいかなくなってそのまま、って人がいますよ。制度が毎年のように変わっていますから仕方がないとはいえ、研修面倒ですよね。
くちこさんのブログ、コメントは残せていませんが拝見させてもらっています。片付けに模様替えとお疲れ様でした。私も大掃除はしないつもりですが(面倒だから笑)他の職員がお正月休みたい人が多いのでバタバタした年末年始になりそうです。