8月のアメリカ雇用統計が発表されましたね。
発表直後は為替相場が大きく変動することが多いため、FX(外国為替証拠金取引)をする人にとっては大切な経済指針となっています。
私も取引きしてみたのですが………
波に乗り切れませんでした~
失業率は横ばいだったものの、非農業部門の雇用者数が予想より良くかったためドルとユーロが発表直後に上昇。
ドル/円は84円前半から85円前半に。ユーロ/円は108円前後から109円前半までいっきに上昇しました。
ただこれは長く続かず、すぐに下落に転じ、
結果、
ドル/円は再び84円前半、ユーロ/円も108円半ばまで値を戻しました。
いわゆる「行って来い」相場。
直後に発表された、8月のISM非製造業景況指数という、ISM(Institute for Supply Management=供給管理協会)というところが発表している、主にサービス業の人々に景気が良くなっているか悪くなっているかを聞いたアンケートの結果が予想よりも悪かったことが影響しているらしいです。
難しいですね~
オバマアメリカ大統領がすぐに雇用促進の追加対策を来週にも発表するとの声明を出したこともあり、アメリカ経済への楽観的見方から米株式市場は値上りしました。
日本の政治家とのこのスピードの違いは見習って欲しいなぁ。
さて、まだまだ円高であることには違いなく、来週からの動きに注目したいと思います。
個人的にはまだまだ円高が続いてくれた方が嬉しいのですが、こればっかりは誰にもわかりません。
細心の注意を払って取引きしたいと思います。
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