「仕事がないので有給を取ってくれ」
降ってわいたように平日に休みがもらえたので(うちの会社大丈夫かな?)、思い立って登山に挑戦して来ました!
岐阜県と長野県にまたがる独立峰「御嶽山(おんたけさん)」(剣ヶ峰=標高3067M)です!
実は最近読んだ夏川草介さんの『神様のカルテ2』にすごく感動してしまい、そのお話の中に出てくる「御嶽山」に自分も登ってみたいと思っていたのです。
なんてったって「御嶽山」なら自宅から見えているし、車でそう遠くない距離。
これはもう行くっきゃないと、登山なんてしたことないくせに、会社から帰ってさっそく準備。その12時間後にはもう御嶽山の登山口に立っていました♪
時間は午前7時。
山頂にはうっすらと雪も見え、すごく寒い!
それでも普段バイクに乗っているので防寒具はそれを使い、靴は足首まで隠れるバスケットシューズもどき、帽子にセーターと手袋、手ぬぐいを首に巻いて出発です。
遠くに雲の中から頭を出しているのが中央アルプス。
今回登ったのは田ノ原(王滝口)登山口から剣ヶ峰を目指すルート。
順調に行けばだいたい登りで3時間、下りが2時間といわれています。
この辺りで標高は2400M。
御嶽山は信仰の山で、御嶽講と呼ばれる巡礼が盛んでしたが、昔は女人禁制だったそうで、2300Mくらいの「大江権現」というところに立て札がありました。
この白いのは霜柱!
もういたるところで霜柱が立ち、水は凍りついていました。
この辺りまで登ってくると森林限界をむかえるため木々は姿を消し、非常に眺めがイイです♪
しかし…
ものすごく息が苦しい…
空気が薄い…
足が痛い…
岩場と岩場の間に人の通った道らしきものが何となくわかるといった程度の足場。
いたるところにロープが張られていて、それをつかんでよじ登る。
山育ちなので山登りくらい大丈夫だろうと高をくくっていたことを後悔。
さすがに3000M級の山は半端じゃなかったです。
でもお年寄りや大学生らしき一団、中にはカップルの登山者もいて、女性でも登っていたので、単に私の体力が無いだけかも…根性もないし…
…と、いうわけで、潔く八合目(2530M)で下山することにしました(苦笑)
いや、退くも勇気ですよ!
そういえばどこかの血液型の本に「AB型はあきらめがよすぎる」って書いてあったなぁ…ほっとけ!
八合目からでも眺めは最高☆
今回は自分の体力の足りなさを実感しました。
八合目から剣ヶ峰までは高さにして500M以上、距離にして1.7キロもまだ登らなきゃいけないので、無理はしないことにしました。
帰りの楽なこと楽なこと♪
ほんと空気ってありがたいものなんですね~
結局午前7時に登りはじめて戻って来たのが午前9時。
2時間ばかりの登山でした。
それでもすごくいい経験になりました♪
御嶽山は紅葉がもう終りかけで、色付いた葉っぱがきれいなこと。
雪のないスキー場というのも新鮮でした☆
途中道で猿の親子に遭遇したり(小猿が母親の背中にしがみついていました♪)、すれ違う登山者と挨拶を交わしたり、日常とはちょっと違う体験ができたのも面白かったです。
明日か明後日、筋肉痛になってなきゃいいけど(苦笑)
こんばんは♪
炬燵いいですね~
うちはまだ出していません。そろそろ準備しなくっちゃ。
「神様のカルテ」は映画化も決まり、最近読んだ小説の中では一番泣きました!
漫画もさっそくチェックして来ましたよ!
登山はとても疲れました~
自分の体と「まだ行ける?」「もうちょっと大丈夫?」と会話しながら登っていました(苦笑)
疲れましたがすごく新鮮な体験でした。
八合目で休憩しながら食べたチョコレートがおいしかったです♪
眺望も素晴しく、空がすごくきれいでした。
いい経験になりました☆
居ながらにして(しかも、炬燵)登山気分を味わうことができました!
そうそう、あきらめるというか、見切りをつけることも大事ですよね。何が何でも頂上までってなると、無理をしますから思わぬ事故につながることもありますしね。
また、挑戦なさってくださいませ。
先日、かかりつけの病院でビッグコミックスピリッツをちら読みしましたが、「神様のカルテ」が漫画になってました。一番初めだったけど、おもしろそうなお話でした。