上善如水

ホークの観察日記

「MMPI」をやってみる

2014-11-20 21:17:14 | 健康・病気
記録することって大切ですね。

血圧や脈拍に加え、体重と睡眠時間、毎日の摂取カロリーを記録しているのですが、毎日少しずつですが目標に近づいています。

朝起きて眠い目をこすりながら血圧測って、体重と睡眠時間を記録。夜寝る前にその日食べた物を計算、もう一度体重と血圧を測って就寝という毎日。

ま、たまに忘れる時もありますけどね。



しかし、毎日数値が良い方向に向かっていると励みになります。

体重は−2kgからなかなか減りませんが、こちらは一ヶ月に1kgくらいの気の長い目標を立てているのでOK。

睡眠もあまり夜眠れないようなら睡眠薬を飲んでなるべく毎日のリズムが狂わないようにしています。

メンタルヘルスのカウンセラーさんから出された宿題も早目に片付けました。

70年前にアメリカで開発された「MMPI」という心理テストなんですが、「時々悪霊にとりつかれる」とか「キリストの再臨を信じている」とか「同性にひかれる」なんて質問が並んでいます。

どこかの県が教員採用試験の適正検査でこうした質問を使ったとかでニュースになっていたのを覚えていたので、あれと同じやつか、と思うとちょっと興味深かったです。



「法律は全部なくなったほうがよい」

・・・特定秘密保護法とか消費税の根拠となる法律とか、時代遅れの法律とか無くして欲しいものはいっぱいある。

「ダンスや踊りに行くのが好きだ」

・・・これは70年前のアメリカの若者の気持ちで答えるのかな? 盆踊りやクラブのことじゃないよね?

「リンカーンはワシントンより偉かったと思う」

・・・えっと、奴隷解放の大統領と桜の木を切っちゃった大統領だっけ? 

「本当の宗教はただ一つしかないと思う」

・・・一神教の国の質問らしい。

「とても変わった宗教体験をしたことがある」

・・・お正月の前にまた実家で餅つきがある。井戸はまだわかるけれど、どうして田舎の人って自動車にまで鏡餅を飾ろうとするのだろう?

「他人には見えない物や動物や人が私のまわりに見える」

・・・そもそも私には他人がどのように世界を見ているのかわからない。私には意味のない通行人が、他人には憎悪の対象に見えたり、愛すべき対象に見えたりするかも知れない。紫外線の見えるモンシロチョウにはオスの羽は黒くメスの羽は白く見える。

「性生活に別に問題はない」

・・・それは私個人の一方的な思い込みでもいいの? それとも相手と話し合った上での結論?

「推理小説や探偵小説はおもしろい」「恋愛小説を楽しんで読む」「冒険物語は楽しい」

・・・なぜSF小説がないんだ!?

「私は神の使者である」

・・・神の使者はこんなテストより他にやるべきことがあるだろう(笑)

などなど。



いや、真面目なテストでちょっと不謹慎でした。

アメリカの文化が色濃く反映されすぎているとちょっと感じたものですから。

少し突拍子もない質問ですが、こうした心理テストに答えることで「自分を良くみせようとしている」とか「ウソをついている」などの性格分析ができるといわれています。

家の絵を描いたり、木の絵を描いたりして、その絵から性格を分析する心理テストなんかもありますね。絵の中の家に扉があるかないかだとか、木の枝の広がり方や根を大きく描いているかどうかだとか。



私は今回メンタルヘルスの一環としてこのテストを受けましたが(実際は真面目に答えています)、公務員である教員採用試験でこういうテストをする必要があるのかな?

「キリストの再臨を信じている」とか「同性にひかれる」という質問が含まれているこのテストは、適正を測るために使用したといっても、当然宗教の自由やトランスジェンダーの問題と関わってきそうですからね。

だいたい、性格の傾向なんかがわかっても、人間はふとした出来事で人生観が変わったり、物の見方が変わったりする生き物だからなぁ。

会社や組織が事前にその人の「組織にとっての危険性」を知っておきたい気持ちはわからなくもないけれど、それは愚かな望みだと私なんかは思ってしまいます。



スピルバーグ監督で映画化したフィリップ・K・ディック原作の『マイノリティ・リポート』(2002年)は、予知夢によって未来の出来事がわかる超能力者を使って、犯罪が起こる前に犯罪者を捕まえるという映画でしたが、結局犯罪を防ぐことによって、自ら未来は変わる可能性がある、不確かである、ということを証明してしまっているんですよね。



そういえば、安倍首相が何を思ったのか衆議院を解散してこの年の瀬に選挙をするらしいですね。

選挙というと、よく立候補者の事務所の方が電話攻勢をかけてきますが、私は電話をしてきた候補者には絶対入れないと決めています(苦笑)

私の場合、どちらにしようか迷っているような時は、電話をかけてきたことがマイナス要因に働くのです。

さて、私の性格分析はどんな結果になるのかな?

テストを見てもらうのが楽しみです。

宅配のお弁当

2014-11-16 00:46:10 | 食・レシピ
薬を変えてもらってから、ひどい頭痛がしなくなりました。すごくありがたい。

血圧は薬を飲んでも150/100と一般的な数値からしたら高めですが、以前と比べたら少し下がったかな?

体重も少し減りました。

こちらは宅配でヘルシーなお弁当を届けてもらっているおかげ。

栄養士さんに毎日の食事をチェックしてもらったところ、もう少し野菜をとるようにいわれたので、簡単なサラダとみそ汁などを加えるようにしています。

ヘルシー弁当といっても、たまに豪華な時があって、けっこう楽しみなんですよね。

ある日のメニューは、えび天の玉子とじ丼!

サラダとみそ汁を付けても900Kcal。



朝と昼はシリアルやパン、せいぜい付けても簡単な卵料理とか野菜スープ、果物といったもので一日の総カロリーを1600Kcal以下に抑えています。

ラーメンが食べたかったり、外食したい場合は、朝からカロリー控えめにしておくとか(今のところそういうものは食べてませんけどね)。

お弁当がお休みの日もあるので、その日は好きな物を食べたりして、そんなにガチガチの食事制限はしていません。

水分補給だけは欠かさずにしていますが。



カロリー管理にお弁当はすごく役立っていますが、それだけじゃなくて他にもありがたい点が。

とにかく洗い物が楽!(笑)

水道もガスも使用量が激減しました。

シンクの掃除が簡単なので助かります。

正直、自分の体ですが、今はマヒもあってあまり信用できないので、なるべく火を使いたくないんですよね。

そこでスチームレンジが大活躍。

奮発して「ヘルシオ」を買っておいてよかった〜

蒸気で調理できるので、カロリー控えめにも役立っています。



ようやく冬物も出しました。

コタツや暖房器具はまだですが、昨夜から湯たんぽも使い始めています。

朝方までけっこうあったかいんですよね。

布団からなかなか出られなくなるのが難点ですが。




カウンセラーと栄養士 若年性脳梗塞になって

2014-11-13 22:29:40 | 健康・病気
血圧がなかなか下がらないので、お医者さんに相談し、薬を変えてもらいました。

それにしても一度に6種類も飲むのは大変だなぁ。

誰にいわれたわけでもなく、毎日朝と夜に血圧を計って記録していたのですが、それを「見せた方がいいですか?」と担当医に申し出ると。

「必要ありませんよ」とのお言葉。

う〜、わかってないなぁ。

治療に役立たなくても、「わぁ、血圧下がってきてますね、頑張ってますね!」て共感&ほめてもらえれば、張り合いになるし、毎日頑張ろうって気になるのに!!(実際は薬の効果だとしても)

ちょっと病気で弱気になっているせいか、わがままな気持ちが出てしまいました。

だって、血圧管理とか食事制限って、けっこう孤独な戦いなんですよね。

専門的な治療も大切ですが、患者の「やる気」を持続させるのも、大切なことだと思うんだけどな〜

毎回記録を見てもらえると思えば、頑張って記録し続けるだろうし、「がんばってますね」と一言いうことにリスクがあるとも思えない。

ほめられると伸びるタイプです。子どもか!(苦笑)



カウンセラーさんに、思わずその事をグチッてしまいました(笑)

メンタルヘルスの一環でカウンセラーさんに話を聞いてもらったんです。同時に栄養士さんによる食事改善の指導もありました。

これは治療というか、個人的に興味があったので、受診をお願いしたんです。

栄養指導はだいたいわかったので次回予約はしませんでした。カウンセリングはアンケートみたいな宿題が出たのでもう一回。

ユングとかフロイトが好きなのと、「箱庭治療」とか「森田療法」とかにも興味があるので、カウンセラーという人がどんな方法で患者と接するのか見てみたかったのですが、さすがに脳梗塞後の生活の変化みたいな話をしただけで、関係のない話はできませんでした(当たり前か)。

それでも、今まで通りにはいかない生活について、できる事とできなくなった事など、話を聞いてもらっただけで、随分気持ちが楽になったような気がします。



退院後、頭痛がひどかったせいもありますが、あまりよく眠れていなかったので、お医者さんに相談して睡眠薬も出してもらいました。

運動不足もあるのではないかということで、服薬量はちょっと弱めに。

もともとそんなに体を動かすタイプではないのと、以前に比べて体がすごく疲れやすくなっていたり、退院間もないということを言い訳に、タクシーやネットスーパーなんかを使ってしまっているので、運動不足は確かにあるかも。

リハビリ担当の療法士さんに自宅でもできる簡単な運動を教えてもらったのに、それもあまりやれてないし(苦笑)

これは反省。

さすがにその日は少し長めの散歩に出かけました。

これがいつまで続くことやら。

万歩計アプリでも使って記録しようかな?

何か張り合いがないと続かないんですよね。自分一人で黙々と努力できる自信がまったくありません。

なにせ、ほめられて伸びるタイプですから(笑)

稲葉製作所さんからの株主優待

2014-11-11 21:57:32 | 株主優待
入院中に届いていた株主優待。

「100人乗っても大丈夫」のイナバ物置さんから、1000円分の図書券をいただきました。



図書券はどれだけあってもありがたいのですごく助かります。

優待目的で始めた株式投資もここ一年はすっかり遠のき、まったく取引していません。

アベノミクスとかのおかげで株式市場が値上がり傾向にあることはあるのですが、そもそもそのアベノミクスが怪しすぎるので(苦笑)

逆に今が売り時なのかも?

ニュースでは衆議院の年末解散がウワサされていますが、消費税10%は実現するのかな?

それでなくても円安とかいって食品などの値上げが続いていますからね。

家計を引き締めるといっても限界があるしなぁ。



退院してから気を付けている食事。

苦手だった牛乳とヨーグルトも食卓に並ぶようになりました。

自分で作るとどうしても自分好みの物が多くなってしまうので、夕食だけは宅配のお弁当を毎日届けてもらっています。

自炊と比べると少々割高なのは仕方ありませんが、毎日いろいろな食材を使おうと思ったら一人暮らしだとちょっと難しいんですよね。

買い物や火を使った調理をしなくてもいいというのもありますが、カロリー控え目のメニューなので、魚や野菜などバランスよく摂ることができるというのが魅力的。

健康ってお金がかかります(苦笑)

でもこれも自分への投資だと思うことにしました。

この間の入院治療費、軽く100万円を超えていましたからね。

保険のおかげで実際の支払い額はずいぶん抑えられましたが、医療費負担もこれからどうなるかわかりませんし。

医療費に払うくらいなら健康のために投資したほうがまだマシかなと。

ただ、あまり切り詰めた生活というのも息が詰まるので、もう少し体調が良くなったら温泉でも行って来たいと計画を立て始めました。

雪を見ながらの露天風呂なんていいじゃないですか?(笑)

やっぱり、人生楽しみたいですからね。




退院その後 若年性脳梗塞になって

2014-11-07 23:03:46 | 日記
久しぶりにPCを開きました。

脳梗塞で入院していましたが、無事に退院することができました。

退院はしたものの、出してもらった薬が合わなかったらしく、頭痛、吐き気、倦怠感に褐色尿と体の不調が続き、特に頭痛は頭が引っ掻き回されるようなイタミが始終襲ってくるので眠ることもできず、たまらず三日目には再び病院へ。

担当のお医者さんはではありませんでしたが、検査をしてもらい、とりあえず異常はないとのことで、より強力な鎮痛剤を出してもらえることになりました。

その後も頭痛は続き、食欲もなく食事ができない日は処方された薬が食後だったこともあり、薬を抜いてしまう日もありました。そうすると少し楽になるのです。それであまりにつらい時は薬を飲まないようにしたり。今は体が慣れたのか鎮痛剤が効いているのか、頭痛もかなり軽くなりました。

困ったのが左半身の麻痺。

自分ではまっすぐ歩いているつもりでも、左に寄っているようで、冷蔵庫にぶつかりマグネットで止めてあるチラシをすべて落としてしまったり、電話機にぶつかり受話器を落とすこともしょっちゅう。左肩を壁にこすりながら歩いているみたい(部屋が狭いこともありますが)。

あと炒め物で左手でうまくフライパンが振れないとか、玉子焼きを作ろうと左手で溶いた卵を入れた容器を持っていると、いつの間にか傾いていて卵がこぼれてしまったり。力が戻っていないのはありますが、意識が他の所にある時に左手を維持していることが難しいみたいです。

あとは集中力の低下。

マンガはまだ読めますが、小説など字を追いながらページをめくる本はすぐに疲れてしまいます。あと内容もすぐ忘れてしまうような気がします。

こうなるともう外に出たくなくなってしまい、ネットスーパーとか便利屋さんとかに頼んで用事を済ませてもらったり。

一週間ほど試行錯誤の日々を送っていました。



現在はぶつからずに歩いて、外出もするようになりました。

今日は本屋さんにも行けたし。

血圧は160/100くらいで頭痛もまだありますが、最低限の日常生活はこなせるようになっています。

もともと痛みに弱く、自分でいうのも何ですが病気に甘えているような所があるんですよね。

自分に厳しくしないと(苦笑)

水分を十分にとり、食事にも気を付けています。

もっとも、退院したその日はお寿司を食べちゃいましたけど(笑)

つくづく、健康ってありがたいものだったんだなあと実感しています。