散歩道 - いつもと違う角を曲がればそれは新たな発見の始まり♪♪

休日には趣味の園藝と散歩で楽しみ♪
時々・・・自分の病気や障害の事でも・・・

Part3 豊かさを感じるって-『母子家庭の年収は・・・』

2007年10月09日 21時28分03秒 | たまには金融・経済の話でも…
写真:街角ウォッチングから公園にて:金木犀

今日は、駅から家まで、どこからと無く金木犀の甘い香りが風に乗って、漂っていました。近年に無く、今年は金木犀の甘い香りが強く感じるような気がします。

10月2日の投稿に引き続き、2006年一年間の平均所得の話から、平均給与「434万9000円」で、女性だけを見ると「271万円」だったのですが、先日のニュースで、母子家庭の年収の話が載っていました。

母子家庭での母親の就業率は84.5%で、平均年収は、「213万円」だそうです。ただ、この平均年収の計算根拠が曲者で、「児童扶養手当」や「生活保護」、「親からの仕送り」などを含めたもの。これらを除いた実質的な就労収入の平均は171万円だそうです。う~む!・・・

私の親族にも、母子家庭真っ盛りのお母さんがいます。娘一人の母子家庭です。その娘も来年は大学入試。母娘、暗いところは微塵もありません。いつも明るく、積極的に行動しています。生活は苦しくも母は強しの見本的な存在かもしれません。この母あってのこの娘かも・・・

母は、一生懸命、働いて、娘を見事に育て上げています。その娘も来春は大学生なんですよね。でも、母の年収を思えば、現実的に本当に大変だと思います。娘さんもアルバイトに勢を出していますが・・・

でも、生活に疲れることなく、また、悲壮感無く、いつも前向きに生きているように見えるのが素晴らしい。実際には、こちらからは見えませんが、目に見えないところで、悩み、苦しみ、苦労の連続、そして、お金との戦いだったと思います。たぶん、壮絶を気するものがあったと思います。特に東京では・・・

ここで言うお金は、生活の糧につながるお金。人間の権利として社会で生きていく上で、最低限必要なお金、子供の教育費、家族の生活費・・・お金さえあれば、生活改善できる・・・その糧になるお金。

これもやはり、資本主義経済のひずみでしょうか?外から見ていると、いくら頑張っても、ならぬものはならない。どんなに努力しても結果として報われないのです。母子家庭という文字から脱出できない現実。実際に母子家庭用の市営住宅に住んでるし・・・!人は、全て平等なはず。でもこの平等の意味ってなんだろうとつい考えてしまいます。

子供本人がちゃんと自分の将来を思い真摯に決めた道・航路(進路)、それを身近で見ていた大人が、お金が無いからと自分達のエゴで止めるわけにはいきません。ここにも豊かな心を生む共同体のつながりがあると思います。でこぼこな生活は平らに慣らせばよいじゃん!・・・そして、みんなが精神的にも豊かになれば・・・そんな気持ちを持つ今日この頃。

天気:曇り一時小雨
気温:最低温度:17.9℃ / 最高温度:20.7℃
ウォーキング:17037歩 / 消費カロリー:507.0kcal
歩行距離:約11.07km