妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

介護日記から(39)認知症発症時期は

2011-10-02 00:21:51 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマーの妻 現在 要介護5で老健に入所中です。

特養のデイサービスを利用してた時の記録です。

平成17年6月3日

このところ暫く一緒に買い物に行ってません。

行った時は何を買うか決められず品物を見るより

財布の中を見てばかりです。

 

買い物で思い出します。平成7年11月(現住所に移転した年)から

一日に二度買い物に行って、同じ物を二度買ってきたのに

今日は買い物に行ってない、ということがありました。

 

施設からの便り

今日も昼休みの後から、帰りの心配があり、

時計を見ながら、「もう1時。。。」 「あら2時。。。」と、

気をもんでおられました。カバンの心配と、

帰りの心配を交互にされていました。

 

平成17年6月4日

買い物に一緒に行く、と言ってトイレに入り、出てきたら、

押入れの衣類をいじり始めたので、何回も声を掛けたが、

「行く。。。」と言ってはいじり続けてました。

 

施設からの便り

朝、車の中で 「雨が降ってきたから帰らなくちゃ!!」 と、

言うことがありました。

こちらに到着してからは帰りの心配やカバンをいじる

こともなく、いろいろな仕事を手伝って下さり穏やかに

過ごされています。

反省

介護日記を読み返して(平成23年10月1日)

アルツハイマーと診断された時点より8年も前に

認知症の兆候があったことがわかりました。

要介護2 要介護3 の時点でも一日穏やかで認知症を

疑う言動が一度も無い日が時々ありました。