妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

前日の続き 抜歯成功

2011-10-20 00:15:51 | 認知症介護

前日の(18日)のブログの続きです

 

歯科医師さんと助手の方が施設に

治療に来て頂きました。

 

口が開けられなかったら、治療が出来ません。

 

先生と助手が治療担当。

私は、背後から両手で頭を抱え

動かないように固定。

職員の一人は、両手を握りしめ。

もう一人の職員が歯ブラシで

舌を押さえると、口が少し開きました。

 

この状態で抜歯が成功しました。

 

次に止血の処置です。

 

出血が治まるまで、ガーゼを当てていなければなりません。

が、飲み込む恐れがあります。

先生は出血が止まるまで、タイマーをセットして、

10数分間、指で押さえてました。

 

この間、治療時間、たぶん30分位かかりましたが、

抜歯、治療は無事成功しました。

 

今後、次々と抜歯が必要になります。

しかし、「型」 を取るのは無理のようで

総入れ歯は出来ません。

 

認知症の妻にとっては80-20は考えさせられました。

 

三年前に口が開けられなくて

治療を保留にしましたが

今回の成功を見て認知症の人に対しての

治療のノウハウは絶対に必要だと痛感しました。