妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

夕食介助での出来事

2012-12-04 22:32:20 | アルツハイマー型認知症

施設へ3日毎の食事介助に行ってきました

PM5:20に家を出た。

朝からの冷たい雨 午後には上がっていた。

施設の手前の照明のない私には難所の区間 乾燥していて路面ははっきり見えた。

安心して運転できた。

この箇所 雨降りの夜は路面が真っ黒に見える時があります。

しばらく雨が降らなかったときはひどいです。

数時間後に洗われて光を反射するようになります。


私は最近暗くてよく見えない体験をしました。

自分で、これは異常だと思ったので夜盲症を疑ってみた。

とりあえずビタミンAをとることにしてカツ丼 豚カツを食べたところ暗い所が、

良く見えるようになった。

これは若い頃 夜盲症の体験を思い出したのです。


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妻と対面して今日も反応がない

私を認識出来ているのかは 私は出来てないと思ってます。

毎回食後 別テーブルから車椅子でやってくる男性の入所者さんがいます。

決まって 「アンタのこと分るのかい? 」 と私に聞きます。

私はいつも 「わかっているよ」 と答えています。


この入所者さんも妻は私のことは分かってないと思っている筈です。


7人の入所者さん皆自力で食事をしています。

妻だけが食事は全介助です。

1番最後になったが完食した


過日 知り合いの元介護職の者と面会に行き食事介助をしてもらった。

その時 「いっぱい食べて治ってお家に帰りましょうね」 と言うと大きくうなづいて、

何回も続けて食べたのです。

その後 私も真似して食べさせていた。


今日も無反応の妻に同じことを言って食べさせていたが、

私の頭の中では 「2度童になったか~~2歳以下の知能もないか~~」 と、

頭に浮かんでいたと思う。

この時 私は何を考えていたか 「いっぱい食べて大きくなろうね」 と言ってしまった。

すると なんと うなづいた のです。

これ 今日 初めての反応・・・!!

この言葉に反応したのは間違いない