3日毎の施設入所中の妻の食事介助に いつも決まってpm5:20に家を出た。
雨上がりのせいか日中よりも暖かいです。
施設に向かっているときは いつも今日は何が起きるのかな?と
期待と不安が胸をよぎります。
今日こそは しばらくぶりの笑顔が見られるのかな・・・! と予感がした。
pm5:45にホールに入った。
入った途端 視線は合ったがキョトンとして見覚えのある顔だ位の反応だった。
今までに何回もあることです。
8人の入所者さんがテーブルを囲んでいます。
顔なじみの方で会釈する方もいます。
夕食が来ました
皆さん待ってたかのように自力で食べ始めました。
妻は3日前と同じ左を向いたままです
私は妻の右に座ったが 左に座っても対面はするが視線は合わない筈なので
今日は首が左を向いたままの日だと認めることにした
スローペースですが食欲はあります
みそ汁をあまり飲まないので 「もったいないから飲みな・・・」 と何となく言ったのです
すると飲んだのです。
妻は倹約家だったので 食べ物を捨てられないと記憶装置が働いたようだ。
最後になったが完食しました。
この味噌汁の件初めての出来事です。
次回また試します。
これ私には価値があります 発見です
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夕食も終わり一段落して部屋に戻る時間になった。
自力で戻れる入所者さんもいます
車椅子で私の前を通るとき 先に部屋に行きます と私に言ったので私は
ただ、はい どーぞ と言ったが もしかしてと思い返して、
職員さんに あのひと 妻と同室ですか?と聞くとそうだったのです。
私は全然わからなかったです
認知機能だけが障害になっただけで人間性(心)は障害になってないと その他の行動で
も認められることもある。
改めて願います 認知症 近いうちに治せる治療方法の発見