妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

妻の食事介助を考える

2012-12-21 20:45:24 | 認知症介護

妻は平成21年1月には自力で食事はとれなかった。

以来 3食介助です。


介助の始まりは 平成20年になってから何時からか はっきり分かりませんが

ご飯をスプーンでいじってるだけで 食べないので介助が始まったのです。

以来 自力で食べたことがない・・・。


自力で食べる気がないのかと思っても 人間に限らず空腹になれば必ず

自ら食べる筈です


妻の認知症は食欲を完全に奪ってしまったのか?

食欲はあるがどうやって口に入れるのか?

出されたご飯は食べ物なのか?


妻の認知症は特殊で他に例がないのか?

と思ったりした。


しかし理解しがたい行動が起きたりします。

おにぎりを手に持って上手に食べたことがあった・・・が、この時だけだった。


同じように おやつのカステラを手に持って食べたこともある。


この2例 想定外の行動だったので施設で おにぎりは写真 カステラは動画で

撮ってもらいました。

コピーしました 私の宝物にしました


どちらも健常者のようにしか見えないし 食べている表情は完全に健常者の表情に

戻ってます。


今日 認知症介護家族の方と会いました

情報交換で食事介助の話題になり

甘えているのでは・・・?と、発言がありました。

 

現在在宅介護中の方の例です

デイサービス ショートステイを利用してます

家では スプーンで食べさせていたが ショートステイでは自ら食べて三食完食だったそうです。

昨日のことです。


理由はともかく家ではスプーンで食べさせてもらうものだと記憶されているのかもしれない。


妻の場合はスプーンの使い方が分からなくて食べられないのかもしれない。

手に持って食べることは本能として残っているのだと思う。


いずれにしろ 今の段階は ただ口で食べられるので これ以上の期待は望まないことにする