妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

アルツハイマー病の妻の介護を振り返ってⅡ

2012-12-30 16:28:08 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー病の妻 要介護5 全介助 私を認識出来ません 老健に入所してます

平成20年の盆を最後に一時帰宅はしてません。

4年前は歩行は普通に出来たし会話も出来ていた、盆正月も一時帰宅していたが、

本人は住み慣れた我が家は施設と思い込んでいた。

帰宅したその日にも 「うちにかえるぅ~~!」 と言っていた。


施設生活が長くなれば長年住み慣れた我が家も記憶が薄れていくのも仕方がないです。

アルツハイマー病ですから・・・


平成20年の盆に帰宅した時 長男が亡くなっていることが全く記憶になく時間をおいても、

思い出すことはなかった。

私は この時、アルツハイマー病が これ程までに妻の心まで破壊してしまったのか、と

妻を憐れむ思いだけだった・・・ ・・・


施設生活でも いつか体調の良い日があると思う。

その時 わが子のことを思い出さない筈はないと思っています

 

3日毎の面会 毎回私を認識出来て無いとは思いたくないです、

目を見ていると認識出来ても言葉は出ないし何も伝える手段がないのが解かります。


今年も正月は施設にお願いすることになりました

お互い離れていても思いは発信できるし伝わると信じます。