妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

私の心境に変化が起きたのか?

2012-12-19 22:13:36 | 認知症介護

アルツハイマー病の妻は 要介護5 全介助で老健に入所しています

意思の疎通はありません

声も発しません


今日は 3日毎の面会日で夕食の介助にいった。

体調不良の日に当ったようで対面して無表情 私に視線が合わない

今までに このようなことは何度もあります。

今日は妻の右側に座った

首が左に少し回ったままで食事を続けて 20分くらい過ぎても首はそのままです。

声掛けしながらスプーンを口に運んでいるのに視線は遠くのままで口を開けます

30分経っても左を向いたまま・・・


これが私でなく職員さんだったらと気が付いた。

病気とは言え 介助されているのに このように目を逸らされると私でも不快感を

覚えます。

妻に感謝の気持ちが少しでもあれば目で感謝の気持ちを表すと思うが


家族の介護 私の場合は配偶者介護です 心で 感情で 何も感受出来ないのは

虚しいことです。

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私はこの時 虚しさが一気にこみあげてきた:::!!

この時 近くにいた職員さんに妻に対しての さかのぼってからの不満 愚痴を口に出してしまった。

この時あり得ない事態が起きた


この日 妻が初めて私を見つめ ニコッとして笑顔をつくったのです。

この笑顔あざけった笑い見えた(声は発しなかったが)