夕方まで畑で汗を流しシャワーを浴びた後、ビールを飲みながら夕食を終えた時、孫達が入ってきた。
孫:「おじいちゃん、前にお菓子買ってくれると言ってたのに忘れてる。これから行こう」
自分:「お酒飲んだから、車に乗られへん。今度にしよう」
孫:「歩いて行ったらエエやん!」
自分:「エー 歩いて行くん? シンドイなあ・・・」
孫:「行こう! 行こう!」
その執拗さと勢いに負け、小5・小2・保育所年長の3人の孫達とお店まで散歩のつもりで出かけることになった。
田舎の道路は歩道が整備されていないし街燈もない。そんな道路を夜間に歩くのは行き交う車も多く危険すぎる。そこで廃線となった私鉄跡が整備され、街燈もついている歩行者・自転車専用道の「ポッポみち」を遠回りして歩いていくことにした。
久し振りに彼らと一緒に歩いてみて、その歩くスピードの速さに驚いた。お店に行くのが嬉しくて速いのかなと思って彼等に聞くと、いつも通りの速さだと言う。それを聞いて我が足の衰えを痛感することとなった。
<「ポッポみち」を歩く孫達。手には買ったお菓子袋>