今日もポカポカ陽気だった。
野菜畑を管理機で耕していると、5歳の孫がやってきた。見ると、長靴を履いていた。やる気満々の恰好だった。
2回目の耕耘中で土も柔らかくなっていたので、これなら危なくないやろと思い、「やってみる?」と聞いた。
嬉しそうに「ウン」とうなずいた。管理機を動かしたり止めたりする操作だけを教え、見守った。
上手やん!
遠くに何かを発見?
管理機を使っている妹に驚いたような表情で眺めている「お兄ちゃん」と「お姉ちゃん」に向かって、得意げな表情で愛想していた。
管理機の振動も手に伝わるし、手でバランスも取らなアカンし、押したりもせなアカンしで、すぐにギブアップすると思っていた。
Uターン操作はお手伝いしたが、「もう、それくらいで終わろう」と言うまで、何筋も耕耘してくれた。
家内ですら、管理機を使おうとしないのに・・・ 近くで雑草を取っていた家内も、見守る自分も「びっくりぽん」だった。
・・・・・休憩のおやつ・・・・・
家内が、おやつに「肉まん」を用意してくれた。孫に殆ど食べられたが、自分も家内も一言も言えなかった。
堂々と「おやつ」をほおばる孫
休憩後は、家内のお手伝いに回り、玉ねぎに肥料をやってくれた。
庭でバドミントンをしているお姉ちゃんやお兄ちゃん達と違って、末っ子は働き者だと思った。
この畑の相続人は、パパでもなくお兄ちゃん達でもなく、彼女が適任かもと思ったりして・・・一瞬、そんな気がした・・・