紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

新型コロナウイルス 抑え込みに期待!

2020年03月09日 | 田舎暮らし&家族

録画してあった番組を早送りし、見たい箇所だけをゆっくりとみた。

昨夜、放送された「サンデーSP」という番組で、「済生会有田病院」が新型コロナウイルスをどう抑え込んだのかが報道された。

2/13、済生会有田病院に勤める和歌山市内在住の外科医が新型コロナウイルスに感染し、院内感染へと発展した。その病院が、3/4に「安全宣言」し、通常診療を開始できた要因は何かが焦点だった。

番組では、短期間に終息した要因を明らかにした。

1つは、「検査トリアージ」を実施したことだった。

検査トリアージとは、同僚・患者・家族・知人を濃厚接触した度合いで分類し、濃厚接触度の高い人から、順次、検査する方法で、症状の有無に関係なく全員検査する方法だった。

放送されなかったが、その間、外来診療をストップし薬は駐車場で渡したり、関係者には自宅待機させたりの措置を取った。

2つ目は、県内の1日の検査数には限界があるので、お隣の大阪府にも協力を仰いだ。その結果、12日間で474人の検査を行い11人が陽性だった。

3つ目は、これらを素早く実施したことが早期に終息できた最大の要因と言うことだった。

これによって二次感染・三次感染を抑え込み、早期の「安全宣言」につながったと報道された。

この番組で、知事はじめ関係者の的確で素早かった行動が感染拡大を抑え込んだことが明らかにされた。

 

・・・・・今朝の新聞報道(和歌山版)によると・・・・・

病院絡みの感染収束に、皆が安堵していた時だった。数日前、大阪のライブに参加した女性の感染がわかった。

濃厚接触した職場や家族98人を検査した結果、全員、陰性であったことが、今朝の新聞で報道されていた。

知事の発言を引用すると、「ホッとしているが、世界的に感染が終息するまで、感染が出てくるだろう。その時は、また感染者を早期に発見し、抑え込むことを続ける」と。

 

・・・・・ホッとできない・・・・・

その矢先、甲信越地方のある県の感染者が大阪・和歌山をドライブしたとの情報により、その立ち回り先の検査が始まった。

大阪で感染が確認されたライブやコンサートへの参加者が、把握できていないのも気がかり。早く名乗り出てほしい。

 

・・・・・気がかり・・・・・

2/28の我がブログ記事を読み返してみた。やっぱり・・・と思った。

義母が利用している週5日のデイサービスが休止されたら、家内は実家で世話を続けることになる。現在、デイサービスの迎え時には、毎朝、体温が37.5度以上でないかチェックした上で、乗せていってくれてはいるが・・・

これからは、感染を抑え込もうと必死に走り回ってくれている関係者が疲弊してしまったり、受入れ病院や医療従事者のキャパを越えたりがないことを祈るしかない。