日の入りが日を追うごとに早くなってきた。
庭が暗くなるのも早くなってきた。
玄関灯やセンサーライトだけでは殺風景なので、ガーデンライトを庭に灯した。
弱々しく小さな灯が、何とも言えない風情を感じさせてくれている。
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立冬が過ぎたと言っても、我が地域の周辺の山々や体感する気候は、まだまだ「晩秋」。
晩秋で連想するのは、紅葉。おぼろげに昔の映像が目に浮かぶ。
高野山、京都の清水寺、大阪の箕面・・・
晩秋で浮かぶのは、なぜか「秋深き 隣は 何をする人ぞ」(松尾芭蕉の俳句)
でも、我が家の周辺では、そんな詩情にかられることもない。
ガーデンライトに薄灯りがともる時間帯になると、近隣の倉庫からミカンの選別機が動いている音だけが鳴り響いてくる。